あさが来た|惣兵衛のミカンの山はどうなる?藍之助のボルドー液って?

 

朝ドラ『あさが来た』では、和歌山でミカン農園を営む惣兵衛は、

ミカンの山の半分を売ることを考えはじめはつを驚かせました。

 

ここまで破産して和歌山まで流れてきた惣兵衛ら山王寺屋一家ですが、

家族の奮闘もあり、ミカン農家として見事に再起しました。

 

ところがここにきて、頼みの綱だった次男の養之助が兵隊に取られ、

祖父の栄達も高齢から力仕事ができなくなってしまいました。

 

さらには大阪から藍之助を呼び戻したものの、惣兵衛も年齢を感じざるを得ない

状態で若いころと比べてかなり体力が落ちているようです。

 

さすがに広大なミカン畑を惣兵衛と藍之助、はつの三人で管理するのは大変でしょうね~

 

さらには惣兵衛たちを悩ませているのが、ミカンの木につく害虫です。

 

現在のような効果の高い農薬などがなかった時代なので、

害虫の駆除も手作業で駆除をおこなうしかありません。

 

そのため木を一本ずつチェックして害虫を駆除していくわけですが、

恐らく収獲などよりも手間暇のかかる作業でしょう。

 

このように惣兵衛のミカン農園は、かなり経営的に追い込まれている状況です。

 

今後はどうなってしまうのでしょうか? やはり山を半分売ってしまうのでしょうか?

 

惣兵衛のミカンの山はどうなる?藍之助のボルドー液って?

 

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結論から申しまして、惣兵衛はミカンの山を半分売らなくて済む

ことになります。

 

その決め手となったのが、藍之助が入手してきたボルドー液という

伝統的な薬剤です。

 

このボルドー液を散布することにより、病虫害も激減し、

手間もかからなくなったことから、山を売る必要はなくなったのです。

 

藍之助は県の農会の会報を調べてボルドー液のことを知り、さっそく入手しましたが、

効果はてきめんだったようです。

 

さすがは頭脳明晰な藍之助ですね~しばらく加野銀行で働いていたので、

ミカン農園からは離れていましたが、大きなお手柄を挙げました。

 

ところで藍之助が入手して効果もてきめんだったボルドー液とは

どのような薬剤なのでしょうか?

 

ボルドー液ってなに? どんな効果があるの?

 

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ボルドー液とは1882年(明治15年)に、フランスのボルドー大学の教授だった

ミラルデが開発した薬剤です。

 

ボルドー液

(ボルドー液を散布後のリンゴ)

 

硫酸銅と石灰などを混ぜ合わせた薬剤で、果樹や野菜などの病害に

大きな成果を出した画期的な農薬として使用されました。

 

しかも安価で長持ちするばかりか、収穫物への残存性も低いことから、

人への危険性も低く、現在でも有用な農薬として幅広く用いられています。

 

さらには害虫には銅イオンを忌避するものもいますので、病害だけではなく

害虫の防除効果もあるのも末永く重宝される理由です。

 

※訂正

ボルドー液の防虫効果ですが、ナメクジなどを忌避する程度で

それほどでもありません。

ドラマでは防虫効果が強調されていましたが、

このあたりは疑問の残る描写と考えます。

 

このボルドー液は1892年(明治25年)に日本にはじめて紹介され、

1897年(明治30年)に茨城のブドウ園ではじめて用いられました。

 

ドラマの舞台は明治30年を少し過ぎたころですから、史実との整合性はとれていますね~

 

現代でも実際にミカン農園でも、そうか病やかいよう病に対する有用な農薬として

用いられています。

 

カンキツかいよう病

(カンキツかいよう病に冒された果実)

 

特にカンキツかいよう病菌によって引き起こされるかいよう病は、

柑橘系の最重要の病害で、果実の商品価値を下落させていまうことから、

ボルドー液はその予防に大いに役立っています。

 

今回のポイント

 

ドラマでは藍之助の大手柄を挙げることになります。

 

日本に導入されたばかりのボルドー液の存在を知ったことなどは、

まさに藍之助の向学心の賜物でしょう。

 

農会の会報などをキッチリと調べ情報を入手したあたりは、普段から細かい業務を

要求されていた加野銀行での修業が活きたと個人的には思います。

 

細身で体力的にはちょっと疑問の藍之助ですが、やはりその頭脳はピカイチで、

惣兵衛やはつたちを助けることになりました。

 

これによって惣兵衛は山を売らないで済みますから売上も減らないでしょうし、

作業も軽減されることから、藍之助が見つけたボルドー液は計り知れない

経済効果をもたらすと言っていいでしょう。

 

これによって惣兵衛のミカン農園は息を吹き返すことになりますが、

今後が楽しみですね♪

 

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2 Responses to “あさが来た|惣兵衛のミカンの山はどうなる?藍之助のボルドー液って?”

  1. 及川雅彦 より:

    ボルドー液は、病害が主の薬剤、殺菌剤です。害虫といってもナメクジやカタツムリが忌避するぐらいです。殺虫剤としては使えるとは思えません。
    害虫退治と書かれていたから、たばこの抽出液かと思っていました。びっくりポンです。

    • rekidora より:

      及川雅彦様

      コメントありがとうございました。
      おっしゃる通り、ボルドー液の殺菌効果がメインで、殺虫効果はそれほどではないですね~
      リサーチ不足をお詫びするとともに、貴重なご指摘ありがとうございました!

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