あさが来た|あさや成澤泉の日の出女子大は他の女学校と全く違った!

 

朝ドラ『あさが来た』では、実業界で成功を収めたあさ(波瑠)は、

アメリカ留学から帰国した教育者の成澤泉(瀬戸康史)とともに、

日本初の女子大学となる日の出女子大学を設立することになります。

 

ここでもあさは人脈を駆使して、伊藤博文大隈重信・綾子夫妻などの

実力者から協力を取り付けることに成功し、大いに貢献することになります。

 

日の出女子大学の設立は、ドラマの後半のクライマックスのひとつなので、

あさの活躍も今から楽しみですね♪

 

ところであさのモデルとなった広岡浅子は実業家としてもさることながら、

日本の女子教育にも大いに尽力した人物として知られています。

 

その大きな功績のひとつとなったのが、日の出女子大学のモデルとなった

日本女子大学校の設立です。

 

ではこの日本女子大学校の何が凄いかと言えば、当時の女学校とは

大きく異なる性質の教育機関だったことです。

 

今回はこのあたりをご紹介していきます。

 

あさや成澤泉の日の出女子大は他の女学校と全く違った!

 

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日の出女子大学のモデルの日本女子大学校は、明治34年(1901年)に設立されましたが、

当時の女子の教育機関としては女学校が既に存在していました。

 

しかし多くの女学校の教育方針は、当時の女子の教育目標であった

「良妻賢母思想」に基づいたものです。

 

良妻賢母思想とは、女子の本来の務めは家を整え、子を産み、子を育てることにある

という思想で、何らかんら言って第二次世界大戦以降も長きにわたり、

日本の理想の女性像とされてきた思想です。

 

そこでは「男は仕事をして、女は家を守る」ことが主たる目的とされたことから、

極論として女性に教育は不要、あるいは男性並みの教育は不要という考えにも

つながってしまいました。

 

そのため当時の女学校のカリキュラムも、男性が通う大学とは大いに異なっていました。

 

たとえば当時の東京女子師範学校(お茶の水女子大の前身)でも、

裁縫や礼節、育児、家事経済などのカリキュラムが組まれていました。

 

まさに当時の女学校は、貞淑温和な婦人の育成であり、女子を良妻賢母として

育てる機関だったのです。

 

東京女子師範学校

(当時の東京女子師範学校の卒業生たち)

 

いや~現在のお茶の水女子大といえば、日本でも最高峰に位置する女子大ですが、

当時はそんなことをやっていたのですね~

 

しかし、成澤泉のモデルとなった成瀬仁蔵の理想とする女子教育は違いました。

 

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成瀬の主張は「良妻賢母思想」とは一線を画するもので、女性を男性と同等と考えて、

女性も男性と同じように学ぶべきとしました。

 

そして成瀬は当時の日本の女子教育は「国際的に最下等」としたうえで、

社会でも男性並みの活躍ができる女性の育成のための大学を企画したのです。

 

時として「女性も学ぶべき」と考えてきた広岡浅子も成瀬の思想に大いに感じ入って、

強力なタッグを形成します。

 

そして開校した日本女子大学校は、当時は家政学部、国文学部、英文学部といった

三つの学部を有して、専門的な女子教育をおこないました。

 

もちろんカリキュラムにも家事や育児に関するものはなく、

まさに現在の大学と同じような教育機関です。

 

日本女子大学は明らかに女学校とは理念も教育内容も異なっており、

これが同大が日本初の女子の高等教育機関である

「女子大」とされるゆえんです。

 

一概に女子の教育機関と言っても、成瀬と浅子が設立する日本女子大学校は、

他の教育機関とは理念やカリキュラムまでまったく異なるものだったのですね~

 

成瀬が歴史に名を残したのは、単なる女子の教育機関ではなく、

現在の大学にも劣らないような女子教育の場を作り上げたからですね!

 

ドラマでもあさと成澤が設立する日の出女子大学も、

上記のような内容の女子大になるはずです。

 

そして日の出女子大学も他の女学校とは、まったく性質が異なる女子教育機関

になることでしょう。

 

当時としてはもちろん画期的な出来事になるはずですし、

それを成し遂げるあさや成澤の活躍も見ものですね~

 

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3 Responses to “あさが来た|あさや成澤泉の日の出女子大は他の女学校と全く違った!”

  1. 西谷京子 より:

    本当ですね。
    女子大と云えば、今やお嫁さん候補No.1と言われてますね。
    流石、日本初の女子大、日本女子大学は女子実践教育を目指しましましたよね。
    お茶の水女子大学も奈良女子大学も、流石、師範女子大学校だっただけのことはありますね。
    ところで、実践教育も女子が生きていく上には大切ですが、
    もっと、お洒落に女子大4年間を過ごしているミッション系の女子大、フェリス女学院大学、
    神戸女学院大学、同志社女子大学、甲南女子大、etc…後は、お洒落ながら社会人としても通用する東京女子大学、上智大学、旧国際基督教大学、青山学院大学、一番お洒落だった、女子美大、奈良岡朋子他出身でしたね。
    医療系では、東京女子医大、英語系では津田塾大、秀でていますね。一昔前はミッション系女子大が女子にはモテモテでしたが、今や、実践教育にも長け、さらに、服装もお化粧も上手な昔、地味だった女子大が認められています。例えば、京都女子大、武庫川女子大、神戸女子大
    etc…がありますね。
    女子大の見方、もて方も変わりつつありますね。

    • rekidora より:

      西谷京子様

      コメント拝読いたしました。
      おっしゃる通り女子大も大きく変わっていますね~(共学の大学もですが)

      さすがに今後は少子化が進むだけあって、どの大学も将来を見据えて独自の色を出すために
      躍起になっている気がしますね~

      以前は女子大といえばただただお嬢様色が強いところもありましたが、
      どの大学もカリキュラムを充実させたり、特色をもたせたりと変化しつつあります。

      なお、前のコメントにありました加野銀行の女子行員たちの教育ですが、
      原作本にも描写がありますが、あさはかなり厳しくやるみたいですよ♪

      それで女子教育に目覚めて、女子大の設立に傾倒していく流れかもしれません。

      なお演出面に関しては難しいものがありますね~
      『あさが来た』はスタートから視聴率もよかったので、
      現場では視聴率30%必達の指示も出てるかもしれませんし、
      何より視聴率を下げるわけにはいかないですよね。

      わたしも個人的にはもう少し歴史を掘り下げたり、
      あさの実業家としての活躍を中心に描いてほしいと思いますが、
      製作側は視聴率との兼ね合いもありますし…

      今後に期待しましょうね!

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