ひよっこ|みね子の就職先の給料や待遇はどうなの?工場女工

 

 朝ドラ『ひよっこ』では、みね子や時子は東京の向島電機

就職することになります。

 

父親の実が行方不明になってしまい谷田部家の家計も苦しいことから、

みね子が就職して実家に送金して家計を支えることになります。

 

そんな彼女の向島電機での奮闘がはじまるのですが、そもそも同社の

お給料や待遇はどうなのでしょうか?

 

みね子の担任の田神先生もひどい勤め先があることを示唆していましたし、

当時の集団就職者は劣悪な環境で働かされた事実などもあるので気になります。

 

 

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みね子の就職先の給料や待遇はどうなの?工場女工

 

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まずみね子のお給料ですが、額面で12000です。

 

舞台は昭和40年(1965年)で、当時の高卒公務員の初任給は14400円でした

(大卒公務員の初任給は21600円)

 

向島電機が給与水準や物価が高い東京にあることを考えると、

みね子のお給料も相場よりもやや安いような気がします。

 

しかし当時の集団就職で工場の女工となった人の給与が、1万円を切る

ケースも多々あったことからさほど酷い水準ではないでしょう

(地域などの格差もありますが月給6000円ほどの職場もあったようです)

 

そして乙女寮の食費3000円と税金や保険料、積立金などを差し引かれると、

みね子の手取りは6000です。

 

そのうちの5000円を実家に送金していることから、彼女が自由に使えるお金は

月あたり1000円のみです。

 

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当時は週刊誌が50円、ハイライト(タバコ)が70円、新聞の購読料が

580円(朝夕セット)であることを考えても、さほど余裕はないことがわかります。

 

本当に必要最低限の金額のみを手元に残して、残りはすべて実家に送金している

孝行娘ですね~

 

ちなみに当時の給与の支払いは手渡しが一般的で、銀行振り込みが一般的に

なっていくのは昭和43年(1968年)に起こった「三億円事件」以降です。

 

そして向島電機の始業は朝8時からで終業は不明ですが、仕事が終わった後に

コーラスなどのサークル活動もできていることからそれほど遅くないようです。

 

また工場では鉄拳制裁などの暴力などもなく、工場の主任の松下(奥田洋平)は

口調は厳しいこともありますが、ミスを連発したからと言って即クビになることも

ないようです。

 

やはり向島電機は大手電機メーカーのアポロン電機の下請け企業ですから、

それなりの労働環境を整えているのでしょう。

 

当時はまだまだ職場での暴力などもはびこっており、集団就職者の中には

低賃金や劣悪な労働環境に耐えかねて、転職を繰り返したり、

非行に走ったりする者も少なくはありませんでした。

 

これらをトータルで考えてみると、みね子の就職先の向島電機はもの凄い

待遇のいい職場ではないものの、さほど悪くはないですし、そこそこいい

労働環境の職場のように思えます。

 

向島電機で繰り広げられるみね子や時子、その他の乙女寮のメンバーたちの

奮闘や人間模様も楽しみですね♪

 

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