ひよっこ|集団就職や金の卵ってなに?

 

朝ドラ『ひよっこ』は、ヒロインの谷田部みね子(有村架純)は

奥茨城村という架空の村に生まれ育った高校3年生。

 

実家は農業を営んでおり、みね子も高校卒業後は、畑仕事を頑張る

つもりでした。

 

ところが東京に出稼ぎに行った父親の実(沢村一樹)が行方不明と

なってしまったことから、集団就職で上京することになります。

 

トランジスタラジオを作る向島電機に就職して、経済的に実家を

助けるとともに、父親捜しなどもするようで、なかなか盛りだくさんの

内容になりそうです。

 

ところで当時の「集団就職」や「金の卵」はどのようなもの

だったのでしょう。

 

ドラマでもヒロインのみね子だけではなく、友人の時子(佐久間由衣)や

三男(泉澤祐希)も同様に集団就職で上京しますから、気になりますね。

 

 

集団就職や金の卵ってなに?

 

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ドラマの最初の舞台は昭和39年(1964年)前後といいますから、

ちょうど東京オリンピックが開催された高度経済成長期

真っただ中です。

 

集団就職とは、地方の中学や高校の卒業生たちが集団で大都市の

企業に就職することです。

 

これは戦前からおこなわれていましたが、高度経済成長期に差しかかった

昭和30年(1955年)ごろから活発になります。

 

この集団就職を語る上で外せないのが「金の卵」です。

 

「金の卵」とは高度経済成長期を支えた中卒の労働者を指しました。

 

昭和23年(1948年)に義務教育が9年間に延長されてから、

小学校卒の生徒を労働者として雇用することができなくなります。

 

また高度経済成長期に差しかかる昭和30年ごろには、多くの業界が

好況に沸いて、労働者不足に見舞われます。

 

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そのため労働者の確保の争いも激化して、若く、大卒などよりも低賃金で、

長年にわたって勤続可能な中卒労働者は「金の卵」と呼ばれるほど

歓迎されたのです。

 

実際に高度経済成長期の中卒の求人倍率はなんと3倍以上もあって、

まさに多くの企業が彼らを労働力として確保することに躍起になって

いたのです。

 

そのため人手が必要な大工場などは、地方の中学校のクラスのほとんどの

生徒をまとめて採用して、集団就職させるケースもあったそうです。

 

また大都市へ向かうために集団で列車にも乗ることになりますが、

彼らの乗った列車は「集団就職列車」とも呼ばれました。

 

集団就職する若者の多くは、経済的な理由で高校に進学できないといった

事情も抱えていました。

 

ドラマでみね子らが集団就職する昭和39年は、高度経済成長期でも

オリンピック景気などに沸いた格別の年です。

 

みね子や時子らは高校を卒業していますので、厳密には「金の卵」には

あたりませんが、まさに当時は労働力が不足していた時代なので、

雇用企業には大歓迎されるはずです。

 

集団就職で上京して工場で働くことになるみね子たちの活躍を期待しましょう!

 

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