わろてんか|火鉢のアイデアは実話?吉本せいの驚きの手法とは?

 

朝ドラ『わろてんか』では、喜楽亭文鳥の特別興行以降は

風鳥亭への客足も順調となります。

 

ところが太夫元の寺ギンに木戸銭の7割をとられていることから、

その経営は決して楽ではありません。

 

そのため藤吉はさらなる集客を試みますが、前席主の亀井がアイデアを出します。

 

亀井のアイデアとは、夏にも関わらず寄席に火鉢を置くこと。

 

これによって寄席を蒸し風呂のようにして客の回転を早めるのが狙いです。

 

また亀井は芸人を1人、2人飛ばして出演させることも献案します。

 

これは間引いた分、一周するのが早く、客に全部見たと勘違いさせて

席を立たせるのが狙いで、これによって客の回転が早まります。

 

しかしこれらのあざとい策は逆効果となって、風鳥亭の評判はガタ落ちし、

客入りも激減します。

 

さらに目先の利益だけを考えたこのようなアイデアは、真の商売人である

琢子に叱責されてしまいます。

 

このような顛末を迎える火鉢のアイデアですが、実話だったのでしょうか?

 

 

火鉢のアイデアは実話?吉本せいの驚きの手法とは?

 

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ドラマの火鉢のアイデアですが、概ね実話です。

 

実際に吉本せいが経営した第二文藝館に火鉢が置かれたかどうかは

不明ですが、寄席の中の風通りを悪くして蒸し風呂状態にしたのは事実です。

 

他の記事にも書きましたが当時の寄席は入替制などではなく、

客は一度入場してしまえば、いつまでも居座ることができるシステムです。

 

しかも第二文藝館は木戸銭5銭という驚きのダンピングをしていましたから、

他の寄席以上に客の回転を早めなければなりません。

 

その一環として寄席の風通しを悪くして、蒸し風呂状態にして

客の退席を促したのです。

 

またせいの寄席ではラムネや冷やし飴の売上も貴重な財源だったので、

寄席の温度を上げることは、その売上アップにもつながりました。

 

さらにドラマでも描かれているように、出演芸人を間引いたり、

あえてつまらない芸人を挟んで客をしらけさせたりすることもおこなっていました。

 

他にも寄席をすし詰めにしたり、場合によっては木戸銭を値上げ

(雨が降った時など)するなどして、1銭でも多く稼ごうとしました。

 

ドラマでは反面教師のように描かれるこれらのアイデアですが、

実際の吉本せいは悪気もなくバンバンおこなっていたのです。

 

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実話の場合なぜこのようなことをしても吉本の寄席から客足が

遠のかなかったのかと言えば、やはり木戸銭が激安だったからです。

 

当時の寄席の木戸銭は10銭から15銭が通常ですから、5銭の木戸銭は

およそ半分から三分の一。(ただし別に下足代2銭を徴収していた)

 

ラムネが3銭程度の時代でしたから、下足代を入れてもワンコイン(500円)

程度で様々な芸を時間無制限で楽しめたので、あざとい手段に出ようとも

客は押し寄せてきたのです。

 

まぁ~NHKの朝ドラとしてはこのあたりは正面から描きにくいところですね~

 

吉本せいや戦前の吉本興業部には多分にブラックな面もありましたから、

ドラマがこのあたりをどう描くかもちょっとした見どころですね♪

 

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