わろてんか|伊能の部下山下(玉置孝匡)は裏切り者だった!
朝ドラ『わろてんか』では、舞台は戦時中に突入して様々な統制を受ける
ことになります。
北村笑店は寄席、伊能商会は映画づくりと娯楽に深く関わっているので、
戦時下はかなりの規制を受けることになります。
そして心配なのは伊能商会の社長の伊能栞です。
彼はリベラルな考えの持ち主ですし、目指すところはあくまでも大衆のための
娯楽です。
先般、軍人が伊能商会を訪れて訓戒を述べた際にも、腹に一物あるようでしたし、
部下で伊能商会の専務の山下(玉置孝匡)がフォローしたことから事なきを得ました。
ところがそんな山下ですが、実は伊能を裏切っていたのです。
伊能の部下山下(玉置孝匡)は裏切り者だった!
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伊能商会の山下ですが、実は既にライバル会社である新世界キネマと通じています。
伊能が軍の意向に沿った忠孝映画の制作をためらったり、また新世界キネマとの
提携話を躊躇することから、山下は独断で伊能を裏切って、新世界キネマ側に
つくことになります。
伊能商会の映画づくりはただでさえ赤字続きで、伊能フィルムが制作した映画も
次々に検閲に引っ掛かり、上映禁止となることから山下はこのような行動をとるようです。
他の記事でもご紹介しましたが、この新世紀キネマはモデルが松竹で、
東宝をモデルとしている伊能商会の最大のライバルとなる会社です。
また後に社長の工藤隆一郎(栗原英雄)も登場して、本格的に新世紀キネマと
伊能商会の戦いなども描かれそうです。
実際に松竹と東宝は専属俳優の引き抜きを巡って泥沼の戦いを演じていますから、
このあたりも激しくなりそうです。
そしてドラマでの山下の裏切りは、伊能商会や伊能栞に大きな打撃を与える
ことになりそうですね。
そして伊能は腹心の裏切りに気づいていないようですから、その後の展開も心配です。
このあたりには注目ですね。
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