べっぴんさん|ファミリアの現在の社長と歴代の社長

 

朝ドラ『べっぴんさん』のキアリスのモデルは、アパレルメーカーの

ファミリアです。

 

同社は昭和23年(1948年)に坂野惇子や田村江津子らがベビーショップ

モトヤとして創業以来、脈々と歴史をつなぎ、現在でも子供服大手として

知られるメーカーです。

 

同社の子供服やベビー用品は皇室御用達にされるほどの高品質で知られていますし、

スヌーピーやピーターラビットのキャラクター商品などでも有名です。

 

そんなファミリアの現在の社長や歴代の社長をまとめてみました。

 

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ファミリアの現在の社長と歴代の社長

 

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元田蓮(初代社長・麻田のモデル)

 

 

ファミリアが法人化した昭和25年から翌年にかけて初代社長に就任したのが、

モトヤ靴店の店主の元田蓮です。

 

しかし当時は女性の社長は一般的でなかったことなどの事情があり、

ドラマと同じように元田の社長就任は非常に形式的なものでした。

 

そして昭和26年(1951年)に同社の経理担当者の大がかりな横領事件が発覚して、

社長の座を辞しています。

 

ただし、その後も同社の取締役や監査役を務めて、昭和37年(1962年)に

亡くなるまで、終生に渡り同社と関わっています。

 

坂野通夫(2代目社長・坂東紀夫のモデル)

 

 

昭和31年(1956年)から昭和60年(1985年)まで30年間にわたって

社長を務めたのが、坂野惇子の夫の通夫です。

 

彼は京都帝国大学を経て大阪商船(現商船三井)に勤務していたエリートで、

同社の社長となった後も辣腕を振るいました。

 

サークルのようなノリだった同社の経営を改善し、ちゃんとした会社にしたのも

彼の功績です。

 

また英語が得意だった彼は海外の様々なメーカーとの提携やスヌーピーなどの

キャラクター商品の版権取得など手掛けており、同社が長きにわたって

成長し続けたことは彼のお陰と言っても過言ではありません。

 

昭和60年の創業35周年を機に、社長を退き会長に就任しましたが、

平成4年(1992年)に会長職にあったまま急逝しています。

 

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岡崎晴彦(3代目社長・村田健太郎のモデル)

 

坂野紀夫が社長から退いた昭和60年からバトンを引き継いだのが、

岡崎晴彦です。

 

坂野惇子・紀夫夫妻の一人娘の光子(さくらのモデル)の夫で、

甲南大学を卒業後、アメリカ留学、東京計器製作所を経て

昭和48年(1973年)にファミリアに入社しています。

 

入社後は銀座ファミリアを成功に導くなどの功績を挙げています。

 

社長就任後はバブル経済の崩壊や阪神淡路大震災、長引くデフレによる

不況など、かなり厳しい局面でしたが、堅実に同社をけん引しました。

 

しかし平成20年(2008年)に66歳で急逝しています。

 

岡﨑忠彦(4代目社長・村田藍のモデル)

 

 

晴彦が急逝後は2年間は社長の座は空位でしたが、平成23年(2011年)より

晴彦の長男の忠彦が後を継ぎました。

 

ドラマでは藍は女子ですが、リアルでは男子です。

 

忠彦は昭和44年(1969年)生まれで、甲南大学を卒業後にアメリカに留学。

 

その後はデザイナーとしてアメリカで活動していました。

 

平成15年(2003年)にファミリアに入社して、前記のように42歳だった

平成23年に社長に就任しています。

 

で、ここまで見てわかるように、初代の社長の元田以外は、すべて坂野家、

岡崎家の出身者が社長に就任している完全な同族企業です。

 

とは言え、現在においてもファミリアの製品は非常に信用されており、

評価も上々です。

 

創業者の坂野惇子らのスピリットは脈々と受け継がれているようで、

今後の同社の展開などにも期待ですね♪

 

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