べっぴんさん|エースにオイルショックが直撃!かなり史実と違う!

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、栄輔のエース(エイス/AIS)が

急成長を遂げています。

 

大手商社のKADOSHO(かどしょう)の支援を受けて事業を拡大し、

全国展開も果たしました。

 

さらには大阪万博でのファッションショーのプロデューサーを務め、

これを成功に導きます。

 

まさに栄輔とエースは飛ぶ鳥さえも落とす勢いで、日本のファッション業界を

リードするどころか、海外進出も視野に入れることになります。

 

かつては潔のオライオンを追う立場でしたが、このところは立場も逆転したようで、

大きく水を開けています。

 

そんな絶好調のエースでしたが、なんとオイルショック(石油危機)が直撃して

大きなダメージを受けるようです。

 

このあたりはかなり史実とは異なるところですがご紹介していきます。

 

エースにオイルショックが直撃!かなり史実と違う!

 

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まずオイルショックは昭和48年(1973年)の第1次と、昭和54年(1979年)の

2次がありますが、ドラマでエースを直撃するのは第1次のほうです。

 

この第1次オイルショックは同年10月の第4次中東戦争の勃発を契機に、

世界石油機構(OPEC)加盟国のうち、サウジアラビアやイラン、イラクなどの

ペルシャ湾岸6カ国が原油価格を70も引き上げたことで起こった

世界経済の混乱です。

 

エネルギー源を石油に頼っていた日本も例外ではなく、昭和49年(1974年)の

1年間で消費者物価指数が23も上昇してインフレが発生。

 

消費者レベルでもトイレットペーパーや洗剤などの買いだめ騒動や紙不足で

雑誌のページ数が削減されるなどの現象がおこりました。

 

 

これにより経済は戦後初のマイナス成長となり終戦後から続いてきた

高度経済成長が終焉を迎え、日本の経済全体も転換期に直面することに

なります。

 

また原料となる石油の高騰に加え、消費者の買い控えなどが各企業を直撃して、

化学繊維大手の興人が負債総額2000億円以上という戦後最大の倒産(当時)を

したほか、合板やプレハブ大手の永大産業なども倒産しました。

 

さらにはアパレル業界も軒並み原料の高騰や在庫の増大など、

かなり厳しい局面を迎えています。

 

で、エースのモデルとなったVANはオイルショックをどう迎えたかと言えば、

意外な結果でした。

 

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VANの売上はオイルショック前の昭和47年には126億円でしたが、

その後の昭和49年には452億円を記録するなど、驚異的な伸び

見せています。

 

明確な理由は不明ですが、ブームはオイルショックさえも跳ね返した

といったところでしょうか?

 

またライバルブランドだったJUNや大手アパレルのレナウンやワールド、

オンワードあたりも何とかこれを凌いでいます。

 

ただしVANはこの時期に大量の在庫も発生しており、少なからず

後の倒産の遠因にはなってしまっています。

 

とは言え、ドラマのエースのようにオイルショックによって

直接の大ダメージを受けてはいません

 

他の記事でもご紹介しましたが、VANの倒産の大きな原因は過度の多角経営や

創業者の石津謙介の放漫経営などが挙げられています。

 

石津のモデルの栄輔は多角経営に走っていませんし、放漫な経営も

おこなっていません。

 

そのためにこの時期の大きな出来事だったオイルショックを持ち出して、

会社の失速を描くようです。

 

この後はタッグを組んでいるKADOSHOのモデルの丸紅が関与する

ロッキード事件なども発生しますから、エースの危機はますます

大きくなっていくと予想されます。

 

このあたりの動向は目が離せませんね。

 

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