べっぴんさん|紀夫の復員後はどうなる?驚きのオファー

 

朝ドラ『べっぴんさん』では、戦争に行った坂東紀夫

長らく消息が不明となってしまいます。

 

しかし昭和21年(1946年)に無事復員し、すみれや五十八を

大いに喜ばせることになります。

 

娘のさくらの誕生前に出征していたことから、

はじめての親子の対面も感動を呼びそうですね♪

 

そんな紀夫ですが、復員後はどうなるのでしょうか?

 

出征前は五十八の後継者と目されましたが、坂東営業部は消滅

してしまっているので、気になります。

 

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紀夫の復員後はどうなる?驚きのオファー

 

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戦時中に消滅してしまった坂東営業部ですが、ちょうど紀夫の復員前後に

潔とゆりが再興しはじめます。

 

当然紀夫も合流するかと思われましたが、彼は躊躇します。

 

どうやら既に再興に動いている潔への遠慮や自分が長らく戦地から戻らなかった

ことに関し申し訳ないとの思いがあるようです。

 

控えめな彼らしい考えですが、そもそも潔も坂東家の娘のゆりを嫁にとっており、

彼としては潔が坂東営業部を継ぐべきと考えるようです。

 

そのため独自で職探しをすることになりますが、当時は多くが復員してきた

中なのでなかなか職に就くことができません。

 

そんな彼に手を差し伸べるのは、やはりです。

 

潔は坂東営業部への入社と、将来的に坂東営業部を譲る旨の

オファーをすることになります。

 

それでも躊躇しますが五十八にも一喝されて、遂に復活した

坂東営業部に入社し潔の下で働くことになります。

 

坂東家の人びとにとっては坂東営業部の再興は宿願ですから、

潔やゆりに紀夫が加わるのは心強いですね♪

 

ドラマはこのような流れとなりますが、このあたりは史実の坂野惇子の

夫の坂野通夫のエピソードを参考にしているようです。

 

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(坂野通夫)

 

通夫も復員が遅れて帰国したのは昭和214月でした。

 

その後は勤めていた大阪商船(現商船三井)に復職しますが、

翌年の2月に東京編織株式会社に転職します。

 

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この会社はかつての佐々木営業部の系列会社のレナウン・メリヤス工業で、

戦時中に英語の社名が使えなくなったことから改称していました。

 

度重なる事業の縮小で当時はちっぽけな町工場のような規模になっていましたが、

この会社を実質的に仕切っていたのはドラマの潔のモデルの尾上清です。

 

清は佐々木営業部の再興のために、佐々木一族である通夫をこの会社に

入社させたようです。

 

実際に彼はその年に佐々木営業部を吸収していた江商を辞めて、

再び佐々木営業部を興します。

 

すると通夫も同社に転籍となり清の秘書を2年間務め、経理、総務、営業、

貿易などを担当することになり、キャリアを重ねていきます。

 

清はドラマのように佐々木家とは血縁関係はありませんが、

忠義心は相当なもので通夫を佐々木営業部の幹部に育てようとしたのです。

 

ちなみにドラマでは潔は紀夫に将来的に坂東営業部を譲ろうとしますが、

これは尾上清が佐々木隆一に佐々木営業部の社長就任をオファーした

エピソードが下敷きになっています。

 

ドラマには登場しませんが五十八のモデル佐々木八十八には長男の隆一がおり、

清が佐々木営業部を再興した際には、社長の就任を打診しています。

 

復活の立役者は言うまでもなく清だったのですが、義理堅い彼は

あくまでも佐々木家の嫡男が同社の社長に就くべきと考えたのでした。

 

しかし隆一がこのオファーを固辞したことから、仕方なく自分が社長に就任し

その辣腕を発揮して後のレナウンへと育っていきました。

 

ドラマの紀夫も潔の下でビジネスを学ぶことになりますが、

そのあたりも楽しみです♪

 

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