半分、青い。裕子(ユーコ)が亡くなる|東日本大震災での死や最後【ネタバレ注意】
朝ドラ『半分、青い。』では、鈴愛のアシスタント仲間だったユーコ(裕子)が未だに存在感を示しています。
ユーコは実業家のアサギヨウジと結婚して子供も生まれましたが、漫画家になったボクテとともにたびたび登場しては鈴愛を驚かせてきました。
鈴愛にとっても梟町の幼なじみ以外では唯一といっていいほど心を許せるのはユーコとボクテですから、大切な存在です。
そして晩年までユーコとの交流が続くと思いきや、あろうことか彼女は悲劇的な死を遂げ亡くなってしまいます。
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半分、青い。裕子(ユーコ)が亡くなる|東日本大震災での死や最後【ネタバレ注意】
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まずユーコは夫であるヨウジの仕事の都合で仙台に移住することになりますが、これがこの悲劇のはじまりとなります。
また向上心の高い彼女は、仙台の看護学校で勉強して看護婦になって、仙台市内の海の見える病院に勤務することになります。
仙台へ移住後はドラマへの出演場面はかなり減るようですが、看護学会のついでにアポなしで鈴愛の下に現れて、再び驚かせることになります。
そんなユーコは夫や子供のクーちゃんといつまでも幸せに過ごすと思いきや、あの歴史的な災害が彼女を襲います。
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ユーコの命を奪うのはあの東日本大震災です。
2011年(平成23年)3月11日に発生したこの大震災は約2万5000人もの死者・行方不明者を出す歴史的な災害でした。
宮城県内では約1万4900人もの死者・行方不明者を出しますが、ドラマではユーコも犠牲者のひとりとなってしまいます。
ユーコは震災の当日に行方不明になって、なかなか見つかりませんでした。
その間に、彼女の師匠にあたる漫画家の秋風羽織が居ても立っても居られずに、菱本若菜の制止を振り切って仙台入りしています。
盟友の鈴愛は仕事の都合で現地入りすることは叶いませんが、心の底からユーコの無事を祈ります。
しかし秋風や鈴愛の祈りは届かずに、行方不明になってからしばらくしてユーコの遺体が発見されることになります。
幸いだったのは、息子のクーちゃんと夫のヨウジが無事だったことです。
彼女の葬式は身内のみでおこなわれますが、後に鈴愛は仙台の彼女の家に赴いて遺影と対面することになります。
そしてさらに感動的なのは発見された携帯電話に残されたユーコのメッセージです。
どうやら津波に巻き込まれる寸前に録音されたもので、彼女も既に死を覚悟。
その上で息子や夫、そして鈴愛への「遺言」と言うべき最後のメッセージを録音します。
さらには彼女のお気に入りの曲「ユーメイドリーム」まで歌って、メッセージは終わります。
もうこのあたりは涙なしでは見ることのできないシーンとなりそうです。
その頃の鈴愛は扇風機の開発に取り組んでいますが、ユーコの死によって茫然自失となってしまうようです。
しかしそこにかつての師匠の秋風から励ましの手紙が届いて、再び前を向いて歩きはじめます。
このような展開は視聴者にとっても非常に残念ですが、鈴愛の親友のユーコは志半ばで逝ってしまうことになります。
残り少ない彼女の登場場面をしかと見届けましょう!
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