とと姉ちゃん|平塚らいてうには真野響子!あなたの暮しに執筆は?
朝ドラ『とと姉ちゃん』の追加キャストが発表され、
真野響子さんが平塚らいてう役で登場します。
前回の「あさが来た」でも平塚らいてうは登場して、
大島優子さんが敵役を演じていましたね~
そのらいてうは今回の朝ドラでも登場し、ベテラン女優の真野響子さんが
演じることになりました。
真野さんと言えば、NHKの朝ドラは3度目の登場で、前回の出演作の
「ちゅらさん」ではヒロインの国仲涼子さんの姑をいい味で演じていました。
そんな真野さんが演じるらいてうの役どころなどをご紹介します。
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平塚らいてうには真野響子! あなたの暮しに執筆は?
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前作の朝ドラ「あさが来た」では、女学生時代の平塚らいてうが描かれましたが、
今回は老齢に差しかかった頃が描かれます。
昭和初期から戦中にかけては執筆活動に専念していたらいてうですが、
戦後に再び表舞台に現れて、婦人運動や反戦運動に取り組みます。
ドラマで描かれるのはちょうどその頃で、再びアクティブに活動しはじめる
らいてうの姿も見られそうです。
『とと姉ちゃん』ではらいてうはこれまで登場こそしませんでしたが、
常子や鞠子、村野綾、東堂チヨそして花山伊佐次にも影響を与えたことが
描かれていましたね!
そしてらいてうの「青鞜」を読んで感銘を受けた鞠子が、
「あなたの暮し」に寄稿を依頼するようです。
鞠子にとってはらいてうは女学生時代からの心の師のような存在でしたから、
このあたりは大きな見どころになりそうです♪
ところでリアルのらいていは何度か「暮しの手帖」に執筆をしています。
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らいていが「暮しの手帖」にはじめて執筆したのが、昭和24年(1949年)の
同誌の第2号。
「陰陽の調和」という名のエッセイで、内容はらいてうの家を訪れた
当時の料理研究家の中江百合を料理でもてなすというものです。
その中で紹介した「胡麻じるこ」が読者に好評で、作り方の問い合わせも
多かったことから、第4号でもその作り方を披露したエッセイを掲載しています。
このようにらいていは実際に「暮しの手帖」に寄稿しており、
ドラマでも「あなたの暮し」に執筆するでしょうが、
これはこのような事実を下敷きにしたエピソードです。
ただし、ドラマでは「文学娘」の鞠子がらいていに記事を依頼することになりますが、
モデルの横山晴子は文学少女ではなく、勉強も得意ではありませんでした。
ドラマのらいてうに傾倒したというエピソードもドラマオリジナルのようで、
実際のらいてうへの寄稿の依頼は、大橋常子か三女の芳子がおこなったものと思われます。
史実とは多少の違いはあれど、鞠子とらいてうの絡みは楽しみですね!
※平塚らいてうの詳細についてはこちらの記事をどうぞ
あさが来た|広岡浅子を嫌った平塚らいてう(明子)はどんな人物?
なおタイトルも含めて本名が明子となっていますが、
正しくは明(はる)の誤りです(すみません)
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