わろてんか|空襲で遂に北村笑店の芸人にも死者・犠牲者が出る!

 

朝ドラ『わろてんか』では、ドラマが昭和10年代後半に突入することから徐々に戦時色が

強まっていきます。

 

このあたりは戦前スタートの朝ドラでは避けては通れないところです。

 

またドラマの舞台となっているのが大阪ですから、昭和20年(1945年)の大阪大空襲

描かれることになります。

 

このあたりは視聴者としても覚悟が必要なところですが、不幸なことに空襲によって

北村笑店の所属芸人にも死者や犠牲者が出てしまうことになります。

 

あんないい娘が亡くなってしまいます。

 

 

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空襲で遂に北村笑店の芸人にも死者・犠牲者が出る!

 

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空襲によって亡くなってしまうのは、安来節乙女組のメンバーの安達都(大後寿々花)です。

 

(左からあや、なつ、とわ、都)

 

結成当初はまとまりのなかった乙女組でしたが、彼女のリーダーシップなどもあって

北村笑店の寄席の目玉になりました。

 

またメンバーの小豆沢とわ(辻凪子)が脱落しそうになった際も、彼女に親切に

接していたのが都でした。

 

そして都の死が知らされるのは終戦後です。

 

空襲で全焼してしまった風鳥亭の跡地にかつての芸人たちが集まって来るのですが、

命拾いをしたとわの口から都の死が知らされることになります。

 

都は太平洋戦争末期には神戸にいたことから、どうやら昭和203月と6月にあった

神戸大空襲の犠牲になったようです。

 

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この空襲は「べっぴんさん」でも描かれており、ヒロインのすみれの実家の豪邸も

焼け落ちていました。

 

安来節のブームも去ったようで、安来節乙女組がドラマから退場して久しくなりますが、

メンバーの死は痛々しいですね…

 

しかも孝行娘でしっかり者の都が、戦争の犠牲になってしまうとは残念です。

 

なお乙女組の他のメンバーの勝部なつ(畦田ひとみ)と錦織あや(鈴木球予)は、

故郷の安来に戻っていたため無事でした。

 

また寺ギンのオチャラケ派が崩壊して、所属芸人が北村笑店に移籍したきっかけとなった

曲芸師の佐助(湯浅崇)と(宮嶋麻衣)の夫婦も再登場。

 

 

こちらのふたりは大阪大空襲で焼け出され命拾いをしていますが、佐助は足を負傷しており、

芸人を廃業して田舎に帰ることになります。

 

北村笑店の寄席も空襲で大きなダメージを受けますが、人的なダメージも多いようですね。

 

なお安来節乙女組にしても、佐助夫婦にしても明確なモデルとなった人物はいません。

 

また実際の大阪大空襲や神戸大空襲で吉本興業所属の芸人たちにも犠牲者は出ていると

思われますが、空襲によってすべての資料が消失しています。

 

そのため戦前の吉本の記録はまったくなく、有名どころを除いて誰が所属していたなども

不明なので、犠牲者の実数などもわかりません。

 

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