とと姉ちゃん|常子の連載小さなしあわせのモデルはすてきなあなたに!

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子が雑誌「あなたの暮し」内に、

自分の連載「小さなしあわせ」を持つことになります。

 

花山伊佐次に「自分ひとりで書いてみろ」と言われて驚きを隠せない彼女でしたが、

この企画を考案します。

 

しかも常子の連載は読者に好評で、単行本が発刊されるほどの

人気企画となります。

 

当初は雑誌作りは花山で、それ以外を常子が引受けるという役割分担でしたが、

いよいよ彼女も雑誌に自らの連載を持ち、ペンを握ることになります♪

 

この「小さなしあわせ」のモデルは、『暮しの手帖』内の大橋鎭子の連載

すてきなあなたに」です。

 

ドラマと同じようにこの企画は読者に人気で、単行本化もされました。

 

すてきなあなたに

 

コンテンツ

常子の連載小さなしあわせのモデルはすてきなあなたに!

 

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大橋鎭子の「すてきなあなたに」は、昭和44年(1969年)の

『暮しの手帖』の第100号(2世紀1号)から連載が始まります。

 

恐らく節目の100号ということで始まった連載でしょう。

 

で、その肝心の内容はと言えば、ごく普通の日々の暮しの一こまを綴った

エッセーです。

 

たとえば連載の初回の内容は、鎭子の好みのミルクティーやレモンティーの

淹れ方についてです。

 

他にはおいしいお菓子や料理、旅先で目にした美しいもの、

偶然耳にした美しい話などを鎭子特有の暖かみのある文章で綴っています。

 

当時の「暮しの手帖」の最大の目玉企画は商品テストで、

それを執筆している花森安治の文章は鋭く、厳しいもの。

 

それと対照的な鎭子のエッセーは読者にとって清涼剤のような役割を果たしたのか、

人気の連載となっていきます。

 

実際にドラマと同じように単行本化されており、計6巻の累計で

135万部も売れているロングセラーとなっています。

 

※他にも計10巻のポケット版もあり

 

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その題材については取材などを通じて出会った様々な人たちから得たことや、

心に残ったことなどが中心だったようです。

 

そして鎭子はそのような知己を得た人物として、作家の住井すゑ

(「橋のない川」)の次女で戦後初の女性新聞記者の増田れい子、

 

鎭子の女学校時代の後輩でシャンソン歌手の石井好子、

女性初の芥川賞を受賞した中里恒子、洋画家の佐伯米子、彫刻家の宮脇愛子、

評論家の犬養智子などの名前を挙げています。

 

そしてこの「すてきなあなたに」は鎭子の死後も引き継がれ、

現在も同誌で連載中です。

 

ドラマの常子の連載の「小さなしあわせ」も、同じような内容の

エッセーになると思われますので楽しみですね♪

 

※追記

ドラマの「小さなしあわせ」は既に亡くなっている

母親の君子からの教えなども内容に盛り込まれるようです

 

ちなみにドラマの常子は「あなたの暮し」に執筆するのは

これが初めてになりますが、大橋鎭子は創刊時から編集後記や

連載「エプロンメモ」を執筆していました。

 

※「エプロンメモ」は後に大橋芳子に引き継がれた

 

すてきなあなたに

 

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