とと姉ちゃん|あなたの暮しの住まいの特集のモデルはすまいの手帖!

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子の女学校時代の恩師の

東堂チヨ先生が再登場します。

 

しばらく登場しなかったことから東京大空襲の被害も懸念されたチヨでしたが、

無事だったのは何よりです。

 

しかしどうやら自宅は戦禍で焼けてしまったようで、親戚の家の物置に

夫とともに住んでいるという状態。

 

書道家の夫も手のケガでふさぎ込んでいることから、常子たちは恩返しの意味も含めて

チヨの部屋の模様替えをすることになります。

 

ちょうど「あなたの暮し」でも、住まいの特集をすることになりますから、

タイミングがいいですね~

 

ところで創刊号の直線裁ちに続く目玉企画として取り上げるのが、

「住まい」についてです。

 

これはモデルの「暮しの手帖」の連載「キッチンの研究」や別冊で発売した

「すまいの手帖」が下敷きになっているようです。

 

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(すまいの手帖)

 

あなたの暮しの住まいの特集のモデルはすまいの手帖!

 

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大橋鎭子と花森安治の「暮しの手帖」は、衣食住に関する生活総合誌ですが、

住まいについてもたびたび取上げています。

 

その中でも特に知られているのが、昭和25年(1950年)に発売した

別冊「すまいの手帖」と昭和29年(1954年)からはじまった

連載「キッチンの研究」です。

 

前者は昭和22年(1947年)に鎭子が自宅の立て直しをした際に、

依頼した大工の棟梁にお金を持ち逃げされた経験をもとに企画しました。

 

当時は住宅メーカーなどはまだまだ一般的ではなかったですし、

庶民は住宅の相場なども知りませんでした。

 

そのため瓦や柱などの住宅の材料の値段や品質を提示するとともに、

ムダなお金をかけないで住みやすい家を作る方法を提案しました。

 

現在では住宅誌やインテリア誌などもありますが、当時としては

この試みは画期的でした。

 

企画に賛同した鹿島建設、大成建設、清水建設、竹中工務店などの技術者の協力のもと、

内容的にもかなり本格的なものだったようです。

 

またインテリア用品なども紹介しており、同誌はさながら住宅総合誌のはしり

のような存在でした。

 

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「キッチンの研究」に関しては、それまでの日本家屋が欧米のそれとは異なり、

台所を軽視しており、簡素で狭いものであったことに着目したのがはじまりです。

 

実際に色々な家の台所を見せてもらって写真で解説したことなどに加え、

現在では一般的になったL字型の配置や効果的な換気扇の位置など

かなり有用な情報を読者に提供しました。

 

この企画は非常に好評で昭和29年からはじまった連載は、

昭和38年(1963年)まで続きました。

 

また当時のシンクは錆びやすいブリキなどの素材が一般的でしたが、

研究の末にステンレスが最適という結論のもと、メーカーと共同開発をして

ステンレスのシステムキッチンを2万円という安価で発売もしました。

 

当時としてはステンレス製のシンクはもちろんのこと、システムキッチンも

画期的だったので、同誌が提案したこれらの商品は庶民の生活の向上に

大いに役立ったのでした。

 

今でこそ当たり前のステンレスのシステムキッチンですが、

最初に紹介したのは「暮しの手帖」だったのです♪

 

花森安治の指揮のもと、とにかく良質の企画にこだわった同誌ですが、

さすがですね~

 

ドラマでも花山伊佐次や常子が住まいに関する特集に取り組みますが、

読者たちにどのような提案をするかは興味深いところです。

 

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