とと姉ちゃん|花山伊佐次のモデル花森安治の人物像は?偏屈で短気?

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子は編集者の花山伊佐次(唐沢寿明)と

出会うことになります。

 

このふたりこそ、戦後に雑誌「あなたの暮らし」を大ヒットさせるコンビと

なるのですが、花山は偏屈な変人として知られている人物です。

 

そのため常子も花山の扱いには手を焼くことになりますが、

このふたりの距離が徐々に縮まる様子もドラマでは見どころのひとつですね♪

 

花山のモデルは雑誌「暮しの手帖」の編集長の花森安治

 

この花森も花山同様、かなりの変わり者として知られていましたが、

リアルの人物像はどうだったのでしょうか?

 

本当に偏屈で短気だったのでしょうか?

 

暮らしの手帖

 

花山伊佐次のモデル花森安治の人物像は? 偏屈で短気?

 

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結論から言えば、花山伊佐次のモデル花森安治もかなり偏屈で短気な人物でした。

 

ただし、それを上回るほどの人間味あふれる人物だったので、

「暮しの手帖」の社長の大橋鎭子をはじめとする周囲の人びとに愛された人物でした。

 

また花森が偏屈で短気とされるのは、そもそも仕事に妥協をしなかったことが

理由です。

 

しかもかなり細かいところまでこだわったことから、「変人」扱いされた節もあります。

 

そのため大橋鎭子も社長でありながら、たびたび花森に怒鳴られたり、

叱られたりしました。

 

そんな花森についての印象的なエピソードをご紹介します。

 

「暮しの手帖」で組合せ家具の写真を撮る際に、花森がこだわったのが

イスの上の座布団の色です。

 

花森はその際に色を赤と紅の中間色のような紅赤を指定しました。

 

ところが鎭子らが東京中のデパートや問屋で紅赤の生地を探しましたが、

どこにも売っていませんでした。

 

その旨を花森に報告したのですが、返ってきた言葉は「どうしても探せ」のひと言。

 

鎭子たちは横浜まで足を運びましたがそこでも見つからないために、

結局費用はかかりますが、染物屋に頼んで紅赤の生地を染めてもらいました。

 

ようやく撮影となったのですが、できた写真は何と白黒でした。

 

つまり座布団の色は何でもよかったのですが、花森は頑なに紅赤を主張しました。

 

鎭子がその理由を問いただしたところ、花森は語気を強めて

後のカラー写真の時代に備えて、編集する者の色彩感覚の勉強のためだと

言い放ちました。

 

また同誌の料理に関する記事についても、花森は誰もがちゃんと作れること

条件にしていました。

 

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つまりそうでなければ、雑誌の質が落ちると考えたからです。

 

そのため鎭子らは料理の特集が組まれる際には、実際にプロの料理人に頼んで

話を伺ってから自分で作ってみて、それを原稿にしました。

 

さらには普段は料理をしない男性などに頼んで、原稿に従って料理をしてもらい、

ちゃんと作れてはじめて花森からOKが出たそうです。

 

現在でも料理に関する記事を掲載している雑誌は多いですが、

事前にここまでやっているのはなかなかないでしょうね~

 

また「暮しの手帖」の現場はすべて花森が仕切っていましたが、

編集部員たちの原稿には句読点しか残らないほど赤で修正が入ったようです。

 

たまに赤ペンが入らない原稿が戻ってきたこともありますが、

それは「赤を入れるに値しない原稿」という意味で、その後に雷が落ちたそうです。

 

加えて花森が非常にこだわったのが、雑誌の定価の値打がある企画か否か

ということです。

 

中途半端な企画を編集会議で出そうものなら、凄まじい剣幕で怒鳴ることも

しばしばありました。

 

このように花森はかなりのこだわりから年がら年中怒鳴っていたのですが、

たとえ怒ったとしてもその場限りで抑えることも知っていました。

 

さらには怒りに任せて怒鳴った後に、それを後悔するような素振りも見せた

といいますから、何だかかわいらしい側面もあったようですね。

 

そんな花森ですが、写真の重要さを編集部員に知らしめるために、

ポケットマネーで全員にカメラを買い与えたり、社内写真コンテストを開いて

自腹を切って賞金を出すなどの一面もありました。

 

その独特の容貌に加え、恐ろしいほどのこだわりもあって、

時には偏屈で短気な変人とも呼ばれましたが、花森にとってみればすべての行動は

「よりいい記事へ」に通じていたようですね。

 

「暮しの手帖」は、昭和31年(1956年)に文化分野において功績のあった

個人や団体に贈られる菊池寛賞を受賞しています。

 

当時の出版業界でこの賞を受賞するのは主に新聞社で、

一雑誌が受賞することは異例でした。

 

しかも受賞したのは「花森安治と暮しの手帖編集部」です。

 

菊池寛賞の選考委員たちも、花森の執念ともいえるようなこだわりが、

良質の記事を生み出していることは知っていたのですね♪

 

こんな花森がモデルとなっている花山伊佐次を、

唐沢寿明さんがどのように演じるかは非常に楽しみですね!

 

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