とと姉ちゃん|常子と花山伊佐次の出会い!大橋鎭子と花森安治との違い

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、甲東出版に再就職した常子は

花山伊佐次と出会うことになります。

 

花山と言えば、常子が戦後に立ち上げる出版社で長きにわたり

パートナーとして活躍する編集者。

 

『とと姉ちゃん』のもう一人の主役と言っても過言ではない人物です。

 

しかし、花山は業界内でも偏屈な変わり者として知られた人物です。

 

常子との出会いも一筋縄ではいかないようで、そちらにも注目ですね♪

 

常子と花山の出会いやリアルの大橋鎭子と花森安治の出会いをご紹介していきます。

 

大橋鎭子と花森安治

 

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常子と花山伊佐次の出会い! 大橋鎭子と花森安治との違い

 

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ドラマで常子と花山の出会いは、何と内務省です。

 

常子は雑誌の挿絵を花山にお願いしに、花山の勤務先の内務省・宣伝部を訪れます。

 

ところが花山は噂通りの偏屈で、常子に「帰れ」の一点張り。

 

機転を利かせた常子は花山を賭けに持ち込み、見事挿絵を描いてもらうことに

成功します。(賭けの内容は不明)

 

これがきっかけで面識を持ったふたりですが、戦争終結後に再会し

ともに雑誌作りを目指すようになるようです。

 

花山のモデルの花森安治もかなり偏屈で、奇抜な行動をとったことで知られる人物。

 

「伝説」ともいえるエピソード満載の人物ですが、それをモチーフにした

花山伊佐次という人物を唐沢寿明さんがどのように演じるかも興味深いところです。

 

大橋鎭子と花森安治の出会いは?

 

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リアルの大橋鎭子と花森安治の出会いは戦後です。

 

ドラマでは常子と花山の出会いは昭和16年(1941年)のことですが、

鎭子と花森の出会いは終戦後の昭和20年10月ころです。

 

太平洋戦争末期に鎭子が勤めていた日本読書新聞は、編集長の田所太郎

編集部員の多くを徴兵にとられて休刊に追い込まれました。

 

無事に復員した田所は読書新聞の再開を目指しますが、もともと編集部員だった

鎭子に声をかけます。

 

と同時に田所は花森も誘います。

 

戦時中は大政翼賛会に勤務していた花森でしたが、大政翼賛会は終戦間際の

昭和20年6月に解散しており、当時はフリーランスとして活動していました。

 

田所と花森は旧制松江高校、東京帝国大学を通じてともに学生新聞を製作していた仲です。

 

こと田所は花森のイラストレーターやコピーライターとしての才能を高く買っており、

都合よく花森がフリーになったのを見計らって声をかけたというわけです。

 

つまり大橋鎭子と花森安治の出会いは日本読書新聞の編集部で、

ふたりは短期間ですが同僚としてともに働いていたのです。

 

その後、昭和21年(1946年)に鎭子が自らの出版社を立ち上げる計画を

田所に相談したところ、田所が推挙したのが花森です。

 

しかし当時の鎭子の花森の印象は「お顔が怖くて、近寄りがたい人」

 

ですが鎭子は意を決して花森に雑誌の相談をして、

その協力を取り付けることに成功します。

 

花森は当初立ち上げのお手伝い程度の認識でしたが、

最終的には生涯を通じて鎭子と雑誌作りに励むことになります。

 

後に「暮らしの手帖」という大ヒット雑誌を作り出すことになる、

大橋鎭子と花森安治の出会いはこのようなものでした。

 

ちなみに当時は鎭子が25歳で花森は34歳でした。

 

ドラマでは出会いの場面こそ違えど、ふたりは雑誌「あなたの暮らし」の

刊行に向けてタッグを組むことになりますので、このあたりにも注目ですね♪

 

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