とと姉ちゃん|片桐はいりの東堂チヨのモデルは実在?常子の恩師

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、ヒロインの小橋常子(高畑充希)の

女学校時代の恩師として片桐はいりさん演じる東堂チヨが登場します。

 

チヨは戦前の日本にありながら、「女だから」という枠に捉われずに、

自分の気持ちに正直に挑戦してほしいとのメッセージを常子に与え、

その後の人生に大きく影響していきます。

 

さらには常子の妹の鞠子もチヨには大きな影響を受けて、

進学するきっかけとなる人物です。

 

先進的な考え方で常子と鞠子の小橋家の姉妹の人生の恩師になるチヨですが、

ふたりの人生はチヨとの出会いは財産になっていくようです。

 

この東堂チヨですがモデルとなった人物は実在なのでしょうか?

 

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片桐はいりの東堂チヨのモデルは実在?常子の恩師

 

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片桐はいりさん演じる東堂チヨのモデルは、常子のモデルの大橋鎭子が

実際に通った東京府立第六高等女学校(現都立三田高校)の恩師のようです。

 

しかし鎭子は自伝などでも具体的に女学校時代の恩師の名前などを

挙げていないようなので、チヨはほぼドラマオリジナルのキャラクター

と言っていいでしょう。

 

かなり先進的な考え方で常子に影響を与えるチヨですが、実際に鎭子の通った

第六高女もそのようなスタンスの教育をおこなっていたようです。

 

大正12年(1923年)の開校時には既に洋服を制服として採用したり、

初年度から修学旅行を実施したりと、第六高女は当時としては

かなり進んだ学校でした。

 

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鎭子が在籍した当時の第六高女の校長だった丸山丈作も

先見の明を持った人物で、生徒の健康を重視して体操の時間を多く設けたり、

当時としては非常に珍しかった温水プールを導入したりしています。

 

第六高女

(昭和8年の第六高女の卒業生。大橋鎭子は昭和7年入学)

 

鎭子もこのような第六高女を「心のふるさと」とか「育ての親」などと

言っていることから、この女学校時代の経験は非常に貴重なものと考えています。

 

恐らくそんな鎭子の女学校時代の経験を下敷きにして、

創られたキャラクターが東堂チヨでしょう。

 

なおドラマのチヨが理想とする女性像は平塚らいてうです。

らいてうと言えば、前作の「あさが来た」で主人公の白岡あさを

傲慢と呼んで、文句を言いに大阪まできましたよね~

 

意外なつながりに驚きますが、史実のらいてうは戦後の男女平等に大いに

貢献した人物で、ガッツとチャレンジ精神が旺盛でした。

 

後に出版社を立ち上げて、ヒット雑誌を刊行する常子ら小橋家の三姉妹ですが、

そのチャレンジ精神は女学校時代のチヨの教えが原点となるようですね♪

 

また常子のモデルの大橋鎭子が経営した暮らしの手帖社は、

とにかく従業員を大切にしたことで知られる出版社です。

 

このあたりの「人を大事にする」という経営方針も、

鎭子の女学校時代の経験などに基づいていると考えます。

 

いずれにしても東堂チヨはヒロインの常子と妹の鞠子の主要登場人物に

大きな影響を与えることになりますので、その教えなどにも注目ですね!

 

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