わろてんか|マーチンショーのモデルがしょぼかった!吉本の契約も驚き

 

朝ドラ『わろてんか』では、世界有数のレビュー/ミュージカルである「マーチンショー」

招聘を巡ってひと悶着あります。

 

功を焦った隼也はまんまとニセの代理人にそそのかされて、手付名義で5000円もの大金を

騙し取られます。

 

しかし伊能栞は実は隼也の目の付け所を評価しており、以降は伊能商会と北村笑店が共同で

マーチンショーの招聘にあたることになります。

 

ところで劇中ではマーチンショーは素晴らしいショーとして描かれており、実際にアメリカで

観た隼也や加納つばきも感動したと語っていましたね。

 

ところがそのモデルとなっているマーカスショウはレビューとしてはしょぼく

かなりドラマとは異なっています。

 

そしてマーカスショウを日本に招集したのは吉本興業部ですが、その契約なども驚きの内容

なっていました。

 

そのあたりをご紹介していきます。

 

 

マーチンショーのモデルがしょぼかった!吉本の契約も驚き

 

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まずドラマでは世界中で公演を開催しているマーチンショーですが、モデルのマーカスショウは

ヌードダンサーなどで構成されていた20人ほどの小規模なレビューでした。

 

しかもレビューとしても二流どころで、本場のブロードウェイなどで公演していたわけ

ではなく、地方巡業が主でした。

 

要はほぼ「ドサ廻」のレビュー団と言っても差し支えないようです。

 

ブロードウェイなどで公演をおこなっていたレビュー団とは、2枚も3枚も格下でした。

 

ただしドラマのように日本行きを熱望したのは事実で、来日が決まると様々な芸人を

寄せ集めて、60人ほどの所帯で来日しています。

 

またマーカスショウを招聘したのは戦前の吉本興業(日劇と共同)で、昭和9年(1934年)に

東京支社の責任者だった林弘高がパンフレットを見ただけで「当たる」と直感しました。

 

実兄の林正之助に相談したところ当初は激怒されましたが、結局は了承して前金で1万円もの

大金を支払っています。

 

また東京中に広告をバンバンうって宣伝しています。

 

当時の広告には「アメリカ生粋の大レビュー団。ニューヨークの美女一行百余名が醸し出す

地上の極美。レビューの真価を見られよ!」などかなりイケイケの言葉が躍っていました。

 

 

ところが広告やポスターには5人のダンサーの写真が出ているだけで、肝心のショーの内容には

まったく触れていませんでした。

 

なぜかと言えば、その時点で誰もマーカスショウの内容を知らなかったのです。

 

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弘高が見たパンフレットにも詳細は記載されておらず、ドサ廻のレビューだったことから

現地で観た日本人もいません。

 

つまり吉本はマーカスショウの内容をほとんど知らないまま、大金を叩いて来日させていた

のです。

 

しかし弘高にしろ正之助にしろ、名うての興行師で、様々な興行を企画して成功させています。

 

また当時はレビューにさらに演目を詰め込んで多彩にした「ショー」は日本で開催されて

おらず、その言葉もなじみがなかった時代でした。

 

このあたりも含めて、マーカスショウは言い出しっぺの弘高の琴線に響いたようですね~

 

また当時の東京吉本では様々なレビュー公演をしていましたが、一番人気は松竹の

エノケン一座で吉本のレビューは興行的にも敵わなかったことも召集の一因と

なったようです。

 

実際に本場アメリカのレビューを見た日本人も少なかった時代でしたから、

アメリカでは二流のレビューでもマーカスショウは大当たりしました。

 

上から舞い降りてくる銀粉ダンサーやタップダンス、歌や踊りにコミック、ドラム演奏など

多彩な構成で客たちはその見事さに魅了されました。

 

このようにマーカスショウは大ヒットして、その後に「ショー」のブームを巻き起こすなど、

日本の興行史にも大きな影響を及ぼしました。

 

とは言え、ドラマのように世界各国で絶賛されたりしてはいませんし、

あくまでもアメリカの地方巡業がメインのレビュー団だったのです。

 

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