わろてんか|活躍しないてんにイライラ!商才の開花はいつなの?

 

朝ドラ『わろてんか』のヒロインてんのモデルは、吉本興業の創業者の

吉本せいです。

 

既に彼女の功績は多くのメディアが紹介しているところです。

 

夫の泰三(吉兵衛)とともにイチかバチかで借金をして寄席の経営を

はじめますが、いかんせん泰三は企画は立てるのですが寄席の経営など

面倒くさいことはすべてせいに押し付けます。

 

ところがせいはそんな中でも商才を発揮して、様々なアイデアで

場末の寄席に多くの人を呼び込みます。

 

実際に寄席で陣頭指揮を執っていたのも彼女で、芸人の管理や他の寄席の

買収の交渉にも出向いており、様々な面で大きな功績を残しています。

 

ところがドラマではてんは表立って活躍せずに、どちらかと言えば

精力的に動く藤吉を支える内助の功を発揮。

 

寄席でも陣頭指揮というよりも、経営などの裏方の仕事がメイン

となっている印象もあります。

 

このあたりはモデルの吉本せいとは異なりますし、てんのキャラクターや

役割にちょっとイライラを感じている視聴者の方も少なくないようです。

 

ではこのままドラマのてんは吉本せいのように活躍しないのでしょうか?

 

その商才は開花しないのでしょうか?

 

 

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活躍しないてんにイライラ!商才の開花はいつなの?

 

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ドラマの後半戦の内容は一切公表されていないことから個人的な見解

になりますが、てんが積極的に寄席の経営に関わるのは藤吉の死後

からだと考えます。

 

藤吉のキャストは売れっ子の松坂桃李さんを起用しているため、

モデルの吉本泰三以上に寄席の経営に精力的に動いています。

 

しかしいかんせん、吉本泰三は早死にしています。

 

他の記事でもご紹介しましたが、泰三は大正13年(1924年)23日に

37歳の若さで脳溢血で急死しています(心臓麻痺という見解もあり)

 

大正10年から12年にかけて吉本興業部は初代桂春団治の引き抜きに

成功して、浪速落語反対派を乗っ取って太夫元に名乗りを上げます。

 

その頃には長年にわたり敵対関係だった三友派も飲み込んでおり、

上方に一大園芸王国を築きました。

 

泰三が急死した際にはせいは34歳でしたが、吉本興業部は既に30軒以上の

寄席を経営しており、名実ともに全権はせいの細腕に委ねられることになります。

 

どうやらドラマでもこのあたりのタイミングで、てんが全面的に

寄席の経営に関わっていくように思います。

 

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またリアルの泰三の死をきっかけに吉本せいは、実弟の林正之助と

弘高を右腕として起用しはじました。

 

ドラマでは正之助の役割を果たしているのは風太ですが

(弘高は登場なし)、彼もドラマの前半戦の終盤で北村笑店に

番頭として入社することになります。

 

個人的にはこれも藤吉の死のフラグのひとつのように思えてなりません。

 

これらをまとめると、寄席の経営などについてはドラマの前半で

藤吉に花を持たせつつ、その死後にてんと風太にバトンタッチとなる

ようにも考えます。

 

どうやらてんの本格的な活躍や商才の開花などは、ドラマの後半戦

になりそうですね。

 

とは言え、藤吉は意外にも長生きする可能性もありますし、

史実とは大きく異なる展開が用意されている可能性もあります。

 

個人的には史実のように最初から藤吉はダメ亭主で、てんが腕を振るう

という展開のほうがよかったようにも思いますが、彼女の後半戦での活躍に期待です。

 

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