とと姉ちゃん|たまきの驚きの入社試験は実話!信じられない内容
朝ドラ『とと姉ちゃん』では、21歳になった水田たまき
(吉本美憂)は叔母の常子が社長を務めるあなたの暮し出版への
入社を決意します。
そして入社試験を受けるのですが、作文と書類選考による一次試験をパスし、
二次試験に臨むことになります。
しかしその二次試験はと言えば、常子と花山がなぜか受験者の前で
調理をはじめ、その後も地図を書かせるなど信じられない内容です。
普通の会社であれば入社試験はまさに試験で、一般常識や教養などを
問われるところ。
しかし同社ではあえてこのような試験内容とした意図は
どういうものなのでしょうか?
実はこれらのエピソードは、「暮しの手帖」の入社試験が
モデルとなっていました!
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たまきの驚きの入社試験は実話!信じられない内容
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ドラマのエピソードの下敷きになっているのは、
「暮しの手帖」社がおこなった昭和31年(1956年)の入社試験です。
当時の同社は編集長の花森安治と経理担当の横山啓一以外は、
大橋鎭子、芳子、中野家子、清水洋子とすべて女性の社員でした。
そして商品テストの記事がヒットしましたから、
どうしてもテストには男手が必要になり、創刊から8年目ではじめて
新入社員(男性社員)を募集することになります。
既に同誌は商品テストなどで世間にも認知されており、
かなりの数の応募があったようです。
そして作文と書類審査を通った50、60人を対象に
同社の研究室で二次試験はおこなわれました。
しかしその内容と言えば、中華料理店の店主が受験生の面前で酢豚を作り、
その作り方を書式で説明するというもの。
もう一問は会場となった研究室までの道順を書くというもの。
どちらもかなり変わったもので、他社の入社試験ではあり得ないような
驚きの内容です。
このようなユニークな形式の入社試験をおこなったのは
花森安治の意向のように思われますが、恐らくは思考の柔軟性や
想像力を試したものと思われます。
しかも驚きの入社試験はまだ続き、受験者は面接を経て
クリスマスパーティーに招待されることになります。
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その時点では合否の通知は届いておらず、実はパーティーも試験の一部で、
女性の多い職場ということで男性受験者のお酒の酔い方を観察していたのです。
いや~ある意味すごい入社試験ですね~酒癖が悪い受験者は
ふるい落とされたようですね~
しかもその後もユニークな入社試験は続き、
ある年は大きなスピーカーから音楽が流れる中での試験となりました。
こんな状況でも仕事ができるかどうかの適性を見たというわけです。
しかもすべての受験者に車代として500円を支給
(現在の価値では1万円前後)するなどしたことから、
受験者は相当面食らったようです。
現在はこのような内容ではないでしょうが、
花森が編集長を務めていた時代の試験はかなり変わっていたようです。
ドラマでもたまきも、あなたの暮し出版の入社試験にかなり驚くようですが、
このあたりは楽しみですね♪
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私は、あなたの暮らしの試験はテストのようなものがあるのかと思っていましたから、とてもびっくりしました。沢山応募する人がいたなら、テストの点数で決めてしまった方が効率的だし楽だし良いことばかりだと思います。
でも、あなたの暮らしのやり方もある意味とても良いと思いました。なぜなら、テストだとその人の抱えている事情や心情が分からないので裏切りが出るかもしれないし、カンニングなどの不正行為の対処もしなければならないからです。あえてパーティに招待することで社会性などが分かります。これこそ、庶民のための雑誌を作るあなたの暮らしらしい試験なのでしょうね。
たまきの試験の様子が今から楽しみです。
長文&乱文すみません。
ラブターン!様
コメントありがとうございました!
そうなんですよ~花森が編集長をやってた時代はかなり変わった選考法で
人選をしてたようです。
いい悪いは別として花森らしいやり方で、柔軟性や発想力などを
テストしたようですね♪
現在は普通の入社試験をおこなっていると思われますが、
ドラマで当時のテイストをぜひともお楽しみくださいね!
rekidora様、返信ありがとうございます。
私はまだ入社試験の様子を観ていませんが、とても楽しみです。
また、このような試験を合格するたまきもすごいですね。きっと、水田さんや鞠子の良い教育のおかげなのでしょう。たまきの後に潤と真由美も入社すれば楽しい会社になるでしょう。
あなたの暮らしでたまきたちが活躍している姿、早く観たいですね。
長文&乱文すみません。
ラブターン!様
コメントありがとうございました!
本日の放送でたまきの入社試験があったようで(まだ見てませんが)、
今後、あなたの暮し出版で躍動するたまきも描かれます。
ただしもう放送分が少ないことが残念ですね~
本文にもあるように最終的には潤や真由美も入社するのが筋なのですが、
さすがにそこまでの描写はないでしょう。
ちなみにドラマの入社試験で料理を作ったのは陳健一さんだったようですw