とと姉ちゃん|暮しの手帖の現在の発行部数が大変なことに!推移も

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、雑誌「あなたの暮らし」は商品試験の記事が

反響を呼び、発行部数も30万部を突破しました。

 

しかも時代はまだ昭和32年(1957年)ですので、高度経済成長や神武景気は

まだまだ続きますのでさらに部数を伸ばすことが予想されます。

 

周知のとおり同誌のモデルは「暮らしの手帖」ですが、

ピーク時には100万部近い発行部数を誇っていました。

 

では「暮しの手帖」の現在の発行部数は、どのようになっているのでしょうか?

 

このところの雑誌離れなどもあり気になって調べてみましたが、

大変なことになっていました。

 

発行部数の推移とともにご紹介します。

 

暮らしの手帖

 

暮しの手帖の現在の発行部数が大変なことに!推移も

 

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【暮らしの手帖の発行部数の推移】

 

年度 号数 発行部数(万部)
昭和23(1948) 1 0.8
昭和23(1948) 2 1.2
昭和24(1949) 3 1.5
昭和24(1949) 4 1.8
昭和24(1949) 5 2.5
昭和24(1949) 6 4.5
昭和25(1950) 10 7
昭和30(1955) 30 21
昭和31(1956) 33 30
昭和32(1957) 38 52
昭和33(1958) 46 73
昭和39(1964) 71 80
昭和47(1972) 109 80
昭和50(1975) 135 87
昭和52(1977) 153 90

 

上の表は昭和23年(1948年)の創刊号から、昭和52年(1977年)の153号

(厳密には第2世紀53号)までの発行部数の推移です(バックナンバーは含まず)。

 

※余談ですが、資料が非常に少なく調べるのに苦労しました!

抜けがあるのはご了承くださいませ。

 

他の記事でもご紹介しましたが、創刊時は部数が伸びず第4号までは赤字で、

第5号の東久邇宮成子さんの「やりくりの記」が注目されて、

ようやく世間にも認知されます。

 

と言っても当時の発行部数はジワジワと10万部に向かっていた程度で、

ライバル誌だった戦後の四大婦人誌の「主婦の友」や「主婦と生活」、

「婦人倶楽部」などが軒並み50万部近い部数を誇っていたことを考えると、

まだまだといった感じですね。

 

ところが昭和30年(1955年)に一気に30万部に到達していますが、

これは前年からおこなった商品テストの記事が大好評で、

多くの読者を獲得したからです。

 

そして高度経済成長の後押しなどもあり、昭和30年代後半には

80万部に到達します。

 

この頃は婦人雑誌の全盛期で、四大婦人誌に加え昭和36年(1961年)に

「ミセス」が、昭和40年(1965年)に「マダム」が創刊され、

両誌とも人気雑誌となっていきますから、かなり競争も激化しています。

 

そんな中で「暮しの手帖」の驚異的な部数の伸びは、やはり商品テストが

かなりの支持を集めていたと推測されます。

 

その後は伸び率は緩やかになりますが、昭和52年(1977年)には

90万部に到達し、1970年代に「暮しの手帖」の黄金時代を迎えます。

 

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で、現在の同誌の発行部数はと言えば、なんと推定19万部

ピーク時の四分の一以下の数字となっています(2015年)。

 

実は前記の昭和52年以降の同誌の発行部数の資料はまったく不明で、

その具体的な推移もわかりません。

 

しかしその後の婦人誌を取り巻く状況の変化などから、

ざっくりと推測することはできます。

 

まず婦人誌は1980年代に入ると発行部数が大きく落ち込みます。

 

この頃には、ジャンルをさらに細分化した雑誌

(たとえば年代別のファッション誌や情報誌)などが支持されて、

「婦人誌」という大きな括りでは読者が満足しなくなったことが考えられます。

 

具体的には戦後の四大婦人誌のうち、「婦人生活」が昭和61年(1986年)に、

「婦人倶楽部」が昭和63年(1988年)に休刊に追い込まれます。

 

またピーク時には60~70万部の発行部数を誇った「主婦の友」や

「主婦と生活」も30万部程度に半減します。

 

この傾向は1990年代以降も続き、平成5年(1993年)には「主婦と生活」が、

翌年には「マダム」が休刊となりました。

 

さらには2000年代後半には、雑誌は軒並み発行部数を大きく減らしているので

「暮らしの手帖」も例外ではなかったはずです。

 

実際に同誌は平成19年(2007年)に松浦弥太郎氏を外部から編集長として

迎えていますが、当時の報道にも「発行部数の激減」などの表現がありました。

 

そして平成20年(2008年)には戦後の四大婦人誌の最後の牙城だった

「主婦の友」も休刊となっています。

 

歴史のある婦人誌で現在も発売されているのは「婦人公論」や

「婦人画報」、前記の「ミセス」くらいです。

 

そして2015年の発行部数は「婦人画報」が約8万部、

「ミセス」は約7万部、「婦人公論」は約19万部です。

 

これらを総合的に考えると「暮らしの手帖」は厳しい立場に置かれていますが、

頑張っているほうと言えるでしょう。

 

さらに同誌が広告を掲載せずに、定価も高めだということを考えれば、

かなり頑張っているほうと言えるのではないでしょうか?

 

しかもこの度の朝ドラ『とと姉ちゃん』の放送は、

間違いなく同誌にとって追い風になっているはずです。

 

花森安治や大橋鎭子のスピリットを継承する同誌には、

末永く頑張ってほしいところですね♪

 

暮しの手帖

 

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