まんぷく|大急百貨店のモデルは阪急百貨店!試食販売は実話

 

朝ドラ『まんぷく』では、萬平は遂に世界初の即席ラーメンである「まんぷくラーメンの開発に成功します。

 

試行錯誤の末に画期的な麺の乾燥法「瞬間油熱乾燥法」を発見し、商品化にもこぎつけることになります。

 

そして世良の勧めで、大阪一のデパートである大急百貨店で、まんぷくラーメンの試食販売をおこなうことになります。

 

この大急百貨店は朝ドラ「べっぴんさん」でも登場し、ヒロインのすみれたちのキアリスもこのデパートに出店しましたね~

 

再び登場することになるこのデパートですが、モデルと試食販売の実話をご紹介します。

 




 

大急百貨店のモデルは阪急百貨店!試食販売は実話

 

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結論から申し上げますと、大急百貨店のモデルは阪急梅田百貨店(現在の阪急うめだ本店)です。

 

「べっぴんさん」のキアリスのモデルのファミリアもこのデパートに直営店をオープンさせていますが、再びの登場となります。

 

安藤百福は1958年(昭和33年)の3月に麺を油で揚げることで乾燥させる「瞬間油熱乾燥法」に辿り着いて、チキンラーメンを完成させました。

 

画期的な製品であることや商品の品質には絶対的な自信を持っていましたが、売れるかどうかはやってみなければわかりません。

 

貿易会社に知人がいたので、アメリカにサンプルを送ったところ好評で、すぐに500ケース送ってくれと注文が入りました。

 

これによってかすかな手ごたえを感じた百福ですが、国内での販売については手探り状態でした。

 

そのため当時大阪一の百貨店だった阪急梅田百貨店で、その年の6月に試食販売をおこなうことにしたのです。

 

まさにこの試食販売は百福にとっては「初陣」といったところで、かなり力も入ったようです。

 

試食販売は地下の食品売り場でおこなわれましたが、百福はスーツに着替えて、親戚の女性や泉大津の塩田の従業員だった若者たちも応援に駆けつけています。

 

当時のチキンラーメンは2分で出来上がったのですが、百福は客の前でラーメンの入ったどんぶりにお湯を注いで、2分経って刻みネギをあしらって出すと、客はあっけにとられたと言います。

 

客の反応は上々で持参した500食は瞬く間に完売して、「魔法のラーメン」と噂されることになったのです。

 

この試食販売の結果に自信をつけた百福でしたが、当時は既に資金がほとんど尽きており、わずか1000円しかなかったとのこと。

 

そのため当時の安藤家は毎晩イワシの煮つけで凌いだことを、後に安藤仁子が明らかにしています。

 

またその頃のチキンラーメンの製造は家族総出の手作業でしたが、大々的に販売するとなると大量生産する工場が必要になります。

 

そのため百福は知人から100万円を借金して、大阪市東淀川区の倉庫を借りて工場に改装しています(田川工場)。

 

こうして大量生産が可能となったチキンラーメンはこの年の825日から販売を開始。

 

 

当初は値段の高さ(うどん玉が6円、乾25円の時代に35円もした)や現金決済を要求したことで、食品問屋の反応は冷ややかでしたが、全国でチキンラーメンがほしいという消費者の声が大きくなって、後の爆発的なヒットにつながっていきます。

 

このように現在では定番のロングセラーになったチキンラーメンですが、その販売の第一歩となったのが、阪急梅田百貨店での試食販売でした。

 

もしこの試食販売がうまくいかなければ百福はすぐに大量生産にとりかからなかったかもしれませんし、チキンラーメンや日清食品の歴史上も非常に重要なイベントになったことは間違いないでしょう。

 

とは言え、ドラマでは大急百貨店での試食販売はいささか「ドラマチック」に描かれるようです。

 

当初は「まんぷくラーメン」の試食販売の売り上げは振るわずに、予定の半分程度も売れません。

 

そのためパッケージを工夫したり、国立栄養研究所のお墨付きを取り付けるなどもします。

 

そしてトドメとなるのはテレビCMで、時間や予算もなかったことから、なんと福子が主役の主婦役を務めることになります。

 

このようにドラマではあの手この手を使って、大急百貨店での試食販売を成功させることになるのですが、これらの販売促進のエピソードは大半がドラマオリジナルです(厚生省の特殊栄養食品の認可の事実はあった)

 

とは言え、「まんぷくラーメン」がいよいよ世に出るまでの重要なエピソードですから、このあたりは楽しみですね♪

 

ちなみに前記の通り安藤百福が阪急梅田百貨店で試食販売をおこなったのは1958年(昭和33年)の6月ですが、坂野惇子のファミリアは1951年(昭和26年)4月にこの百貨店に直営店をオープンさせています。

 

つまり百福が試食販売をした際には、ファミリアの店舗は百貨店内に存在したため、惇子たちもチキンラーメンを試食したかもしれませんね。

 

また試食販売の成功後も、百福は阪急梅田百貨店に常設の店舗などは出店しておらず、あくまでも一時的なものでした。

 

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