とと姉ちゃん|暮しの手帖の洗濯機の商品テストはどうだった?

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子ら「あなたの暮し」と赤羽根憲宗率いる

アカバネ電器製造との対決が公開商品試験でクライマックスを迎えます。

 

この公開商品試験に至るまでの流れは他の記事で紹介していますので割愛しますが、

試験の対象となるのは洗濯機です。

 

そしてこの洗濯機こそ、モデルとなった「暮しの手帖」が花森安治の編集長時代に

もっとも多く取り上げた家電製品です。

 

洗濯機は三種の神器のひとつとされて、特に主婦の負担を大きく軽減する

家電製品であったことから、同誌や花森は非常に注目していました。

 

そんな「暮しの手帖」の洗濯機の商品テストをご紹介します。

 

暮しの手帖の洗濯機の商品テストはどうだった?

 

スポンサードリンク

 

「暮しの手帖」は第35号(昭和31年)、第56号(昭和35年)、

第60号(昭和36年)、第71号(昭和38年)、第79号(昭和40年)、

第100号(昭和44年)と洗濯機のテストをおこない、

第114号(昭和47年)でようやく製品に及第点を与えています。

 

他にも第66号と67号(ともに昭和37年)で、第60号でテストした製品の

改良品の報告をしています。

 

またこれらとは別に洗濯機に備え付けてある脱水機や日立の携帯型洗濯機

についても掲載したしたことがあり、同誌がどれだけこの製品のテストを

重視したかが示されています。

 

で、第35号の1回目のテストですが、経費の問題で自社で製品を購入して

検査をおこなっているわけではなく、実際の使用者であるテスター

意見をもとに記事を掲載しています。

 

そのため内容も本当に役に立つ製品なのか、原理と構造、故障した場合は

どこに頼むのかとなっており、各社の製品の比較はしていません。

 

ただし、改良点は多いものの家電製品の中では一番役立つもので、

ミキサーや電気冷蔵庫よりも電気洗濯機の購入を勧めてします。

 

このあたりにも花森安治の期待が高いことを窺わせます。

 

第56号ではナショナルとサンヨーが発売した脱水乾燥洗濯機

実際に購入して、自社でテストしました。

 

洗濯機1

(当時の脱水乾燥式)

 

ところがどちらの製品も脱水と乾燥の性能に難があり、時間内に乾かない、

シワがひどいなどの理由で、ともに役に立たないの評価でした。

 

次に第60号では各メーカーの製品を12台購入し、具体的なテストをしています。

 

スポンサードリンク

 

しかしこの時の結果も各製品ともに芳しくなく、特に各社ともに

「新型」を謳っているにも関わらず、進歩のないことを批判しています。

 

理由は汚れの落ちが不十分だったり、備え付きのローラーでの脱水が

表示量どおりおこなえなかったりでした。

 

もちろんお勧めできる製品はゼロで、かろうじて「まあまあ」の評価を得たのが

富士電機とナショナルの2機種でした。

 

さらに第71号ではシャープの全自動洗濯機を取り上げます。

 

ローラーで脱水するのが主流であった当時としては全自動は非常に画期的で、

さっそく取り上げます。

 

しかし全自動である点は便利として評価しているものの、

肝心の汚れを落とす性能が従来品より劣っており、

「まあまあ」の評価に留まります。

 

第79号ではローラー付きが進化した脱水機付の二層式を取り上げましたが、

全9製品のうちお勧めはなし。

 

ただし脱水機付きについては評価しており、さらなる改善を見込んで、

慌てて買うことないとの見解でした。

 

第100号では全自動式をテストしましたが、結果は「二層式をお勧めする」で

すべて不合格。

 

そして第114号(厳密には2世紀14号。昭和47年)で、当時としては価格破壊と

言うべき半値で売り出されたナショナルとサンヨーの二層式をテストしました。

 

値段も半額になったということで、この2製品は見事合格し、

「暮しの手帖」もようやく購入をお勧めしています。

 

同誌の洗濯機の商品テストはこのような経緯を辿りました。

 

その後も第2世紀15号、37号、67号、90号でも引き続きテストを

おこなっています。

 

まさに同誌の商品テストの歴史が洗濯機とともにあったことを示していますし、

その製品の進化に一役買ったのは間違いなさそうですね。

 

ドラマでアカバネとの最終決着に洗濯機を選んだのも、

同誌へのリスペクトのようにも思えますね♪

 

スロギー最安値激安はコチラ

 

送料無料の情報が満載!ネットで買うなら楽天市場

 

スポンサードリンク

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ