とと姉ちゃん|常子が再就職する甲東出版はどんな会社!驚きの仕事!

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、常子は同僚タイピストの多田かをる(我妻三輪子)

の裏切りによって鳥巣商事をクビになってしまいます。

 

常子のタイピストとしてのお給料は小橋家にとって最大の収入源であり、

特に女子大に通う鞠子にとっては常子の失業は大きな衝撃となります。

 

しかも女子はなかなかの就職難だったことから、常子の再就職も難航

するようです。

 

そんな中、ひょんなことから常子は甲東出版の求人記事を見つけて訪れますが、

いきなり編集部員の五反田(及川光博)は常子を連れて仕事をさせます。

 

その後、社長兼編集長の(山口智充)からなし崩し的に採用される常子ですが、

この甲東出版はどんな会社で常子はどのような役割を果たすのでしょうか?

 

常子には驚きの仕事内容だったのです!

 

戦前の雑誌

(戦前の雑誌)

 

常子が再就職する甲東出版はどんな会社! 驚きの仕事!

 

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甲東出版は雑誌などを刊行している一般的な出版社ですが編集部員を兵隊にとられて、

人手が足りない状態です。

 

そのため面接に行った常子も、いきなり仕事をさせられるといったことになるようです。

 

常子は事務員として入社しましたが、人手不足から一連の出版に関わる作業の

すべてをやらされることになります。

 

常子が任されるのは文芸誌ですが、作家からの原稿の受け取りや校正、割り付け

(文字の配置)や見本の作成、そして最終確認などなど。

 

いきなり本格的な出版社の業務を任される常子ですが、何よりも驚かされたのは

甲東出版の編集会議や企画です。

 

甲東出版では編集会議の際に、雑誌などの刊行物の企画の議論をするのですが、

あくまでも男女平等に意見を戦わせることができるのです。

 

前職の鳥巣商事は周知のとおり、かなり男尊女卑の色彩が強い会社で、

女子社員に発言権もほとんどないような状態でした。

 

女学校を卒業後に初めて就職した会社がそのようだったので、

甲東出版のリベラルな企画の場や男女が対等に働く職場を目の当たりにした常子は、

ひどく感動して興奮することになります。

 

確かに初めての職場が鳥巣商事のような会社であれば、甲東出版の職場環境には

常子は驚愕するでしょうし、と同時にかなりやる気になるようですね♪

 

このような常子の甲東出版での仕事は、モデルの大橋鎭子の日本読書新聞での

業務が下敷きになっています。

 

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鎭子が日本女子大学校を卒業して就職した日本読書新聞は、編集長の

田所太郎(谷と五反田のモデル)がリベラルな人物だったことから、

鎭子ら女子社員も編集会議に参加して発言もできたようです。

 

鎭子ら女性社員の仕事は編集や新聞の発送でした。

 

ただし大橋鎭子がこのような仕事に関わったのは、昭和18年(1943年)以降です。

 

別の記事でも書きましたが、昭和16年春に日本読書新聞に入社した鎭子ですが、

すぐさま日本出版文化協会に出向し、そこでは秘書室に勤務していました。

 

鎭子は昭和18年に同協会の組織改編に伴って日本読書新聞に復帰するのですが、

それまでは本格的な編集業務には関わっていませんでした。

 

ドラマではわかりやすくするために常子は昭和16年の甲東出版入社以降は、

すぐに編集業務に携わることになるようです。

 

ようやく出版業界に足を踏み入れることになる常子ですが、

甲東出版では後に自分の雑誌を出すための基礎となる出版のイロハ

学ぶことになります。

 

さらには戦時中の言論出版統制などもあってなかなか苦労をするようですが、

そんな常子の奮闘にも期待しましょう!!

 

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