とと姉ちゃん|青柳清の過酷な運命!戦争に翻弄される跡取り息子!

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、青柳商店の女将の滝子が常子を息子の

清の嫁にしたいと申し出ます。

 

滝子は仕事に同伴した常子に、女将としての資質と才能を見出したようですね~

 

戸籍上は清は常子の叔父にあたりますが、そもそも清は滝子の養子で、

常子とも血のつながりはないことから、結婚もアリなのですね。

 

しかし肝心の常子は清のナルシスティックな性格に違和感を感じており、

母親の君子も常子を嫁に出す気はないことから、大騒動へと発展してしまいます。

 

今のところその変人ぶりが目立つ清ですが、実は仕事は非常に優秀な

ビジネスマンです。

 

そんな清の今後はどうなってしまうのでしょうか?

 

青柳商店の跡取り息子は、戦争に翻弄され過酷な運命を辿ることになるのです!

 

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青柳清の過酷な運命!戦争に翻弄される跡取り息子!

 

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別の記事でもご紹介しましたが、昭和14年(1939年)の価格等統制令により、

青柳商店は商品の値上げができなくなって大打撃をこうむることになります。

 

自衛策として商品を闇市場に流す業者が続出しましたが、

滝子は老舗のプライドに賭けてそれをしませんでした。

 

さらには昭和16年(1941年)の木材配給制が追い打ちをかけて、

青柳商店は営業することもままならなくなってしまいます。

 

そのため青柳商店の経営は大幅に悪化し、事業規模も縮小せざるを得なく

なるようです。

 

ドラマではたくさんの職人たちを抱える青柳商店ですが、その頃になると

多くの職人たちが立ち去ってしまっていると考えます。

 

そして清は生活の安定のために、店を隈井に任せて木材統制を取り仕切る会社に

就職することになります。

 

跡取り息子でありながら店を離れるということは青柳商店の経営状態が

かなり悪いことが推測されます。

 

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ちなみにドラマで清が就職することになる会社のモデルは、

株式会社大東京木材統制です。

 

木材統制

 

こちらは木材配給制の実施のために国が設置した日本木材統制の傘下の会社で、

大阪木材統制、名古屋木材統制とともに終戦まで全国の木材の統制をおこなって

いました。

 

清は就職しながらも青柳商店の営業はおこなっていたようで、

その後久しぶりに大きな仕事をとってきます。

 

しかし青柳商店の看板にかけて、安価な木材を使用することを拒否する

滝子と対立することになります。

 

このあたりの滝子のプライドと言い分は痛いほどわかりますね。

 

しかし木材配給制が敷かれている以上、高価で良質の木材を入手することは

実質的に不可能です。

 

そのため清はかつてないほど滝子に反発し、いつ潰れてもおかしくないような

青柳商店の現状に鑑みて、滝子に仕事を受けることを了承させることになります。

 

このあたりに清の優秀なビジネスマンとしての一面が、垣間見れそうですね。

 

清も倒産寸前の青柳商店を救うために、様々な施策を練るようです。

 

こうして細々と営業を続けることになる青柳商店ですが、太平洋戦争が勃発

してしまうと国の統制下に入るか、廃業するかの選択を迫られることになります。

 

史実上も当時の深川・木場のすべての材木問屋がこのような選択を迫られ、

多くの商店が国の統制下に入りました。

 

しかし別の記事でも述べたように、滝子は青柳商店の看板を下ろす英断をします。

 

このような滝子の決断も立派でしたが、それに従った清もさすがですね♪

 

その頃の青柳商店の経営は清が担っていますが、清も滝子の老舗の意地と

プライドを尊重して、青柳商店の閉店に同意するようです。

 

今のところ超ナルシストで自慢話ばかりと変人ぶりが目立つ清ですが、

その後窮地に立たされる青柳商店のために奮闘し、最期は滝子とともに

自らの代で暖簾を降ろす決断をすることになります。

 

その後は滝子の療養先となる木曽へともに移り住むことになる清ですが、

その無念さもよくわかるところ。

 

跡取り息子として何不自由することない生活をしていた清ですが、

戦争によりその人生は翻弄され、過酷な運命をも辿ることになるのです。

 

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