とと姉ちゃん|木村多江演じる小橋君子のモデルは?滝子と絶縁は事実?

 

朝ドラ『とと姉ちゃん』では、父親の小橋竹蔵亡き後、ヒロインの常子とともに

小橋家を守ろうと奮闘するのが常子の母親の小橋君子(木村多江)です。

 

君子は良妻賢母を絵にかいたような母親で、常子ら三姉妹にたっぷりと愛情を注いで

育てます。

 

他方でおっとりしていて、どこか「天然ぽさ」も残る愛すべきキャラクターです。

 

竹蔵亡き後は小橋家は困窮を極めることになりますが、君子は精神的な支柱となり、

三姉妹を支えていきます。

 

ところでこの君子は元々深川の材木問屋「青柳商店」のひとり娘で、

実母の青柳滝子(大地真央)とは確執の末、絶縁したという設定です。

 

後に小橋一家は青柳商店と再び関係を持ちますので、それらの問題も再燃するようです。

 

このような背景を持った君子ですが、モデルは誰なのでしょうか?

またドラマの実母との確執や絶縁は事実なのでしょうか?

 

コンテンツ

木村多江演じる小橋君子のモデルは?滝子と絶縁は事実?

 

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木村多江さん演じる小橋君子のモデルは、宮原久子です。

 

久子は京都で生まれましたが、父親の満吉の仕事の都合で北海道の小樽に移住。

 

小樽高等女学校(現小樽桜陽高校)を卒業し、東京の女子美術学校

(現女子美術大学)に進学しました。

 

休みの際には帰省して小樽の岡本病院で、後に結婚することになる大橋武雄

(小橋竹蔵のモデル)と知り合います。

 

大橋武雄 久子夫妻

(大橋武雄と久子夫妻。手前右が鎭子、左が晴子)

 

父親の満吉は資産家で、牧場を経営していたり、小樽新聞(後に北海道新聞に統合)や

鉱山経営にも関わっていました。

 

しかし材木問屋を経営していたという事実はなく、また君子の母親についても不明です。

 

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このようにドラマの小橋君子のモデルは宮原久子ですが、

限りなくドラマオリジナルのキャラクターといっても差し支えないでしょう。

 

もちろん実母の青柳滝子との確執や絶縁なども、ドラマオリジナルのストーリーです。

 

とはいえ、君子は小橋家の精神的な支柱ですし、常子ら三姉妹には

当たり前の暮らしの大切さ」などを教えていきます。

 

これら君子の教えが、物語の後半で常子ら三姉妹が出版社を経営する際にも

活きるようですね。

 

さらには君子は青柳滝子と絶縁していましたが、子どもたちの行く末を心配して、

滝子を頼ることになります。

 

しかし再び絶縁するなど、滝子との件についてはひどく傷ついていきます。

 

このあたりは親子関係の在り方などの問題定義をするようなので、

大きな見どころになると思います。

 

ドラマオリジナルのキャラクター色の強い君子ですが、大切な役割を果たしますし、

その後の常子ら三姉妹にも大きな影響を与えるようなので注目ですね!

 

余談ですがリアルの大橋武雄・久子夫婦は、結婚写真が雑誌「婦人画報」に

掲載されるほどの美男美女でした。

 

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