まんぷく|神部の結婚相手・嫁はたかちゃん!モデルはどうだった?
朝ドラ『まんぷく』では、瀬戸康史さん演じる神部茂の存在感が徐々に増していくことになります。
泉大津の塩田の事業では、「塩軍団」の従業員たちをまとめ上げる役割を果たし、リーダーのひとりとなります。
また萬平が栄養食品のダネイホンを開発する際には、大阪帝国大学出身の学歴を活かして、大阪帝大の近江谷教授の協力を実現させることになります。
もともと行き倒れ寸前で香田家に盗みに入ったことから知り合った神部ですが、ドラマではかなり重要な役どころを果たすようです。
そんな神部は後に結婚することになるのですが、その相手となるのはなんと福子の姪の香田タカ(たかちゃん)(岸井ゆきの)です。
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神部の結婚相手・嫁はたかちゃん!モデルはどうだった?
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まず神部は萬平とともに泉大津に行って、仕事にあぶれた若者たちを集めてたちばな塩業を立ち上げることになります。
15人もの若者たちが集まりますが、その世話をするために香田タカも泉大津にやってくることになります。
そしていつの間にか神部とタカは恋仲になっており、萬平がMPに逮捕された頃にその仲が発覚して、福子たちを大いに驚かせることにもなります。
ただしふたりの結婚には、タカの父親の香田忠彦が条件を付けることになります。
タカは高校卒業後にすぐに神部と結婚するつもりでしたが、忠彦は大学へ行けと主張して、父親と娘の間に論争も勃発することになります。
ところが神部はこの問題に関しては忠彦に賛成して、タカも渋々とそれを受け入れることになります。
さらにタカは神部の母校である大阪大学に進学するほど優秀です。
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そして時が流れた昭和32年(1957年)にタカは大学を卒業して、ようやく神部の元に嫁ぐことになります。
その頃は萬平が池田信用組合の理事長になってから8年後のことで、信用組合の経営も軌道に乗った頃のことです。
とは言え、萬平がMPに捕まったことをきっかけに泉大津のたちばな塩業は廃業になっており、以来神部は香田家に住んでいるので結婚しても特に変わることはありませんでした。
これらが神部とタカの結婚の概要ですが、実話とはだいぶ話が違うようです。
まず香田タカのモデルとなっているのは、安藤百福・仁子夫妻の姪の有元冨巨代(ふくよ)です。
彼女は仁子の二番目の姉の澪子(香田克子のモデル)の長女でしたが、父親が売れない日本画家で生活も苦しかったことから、高校卒業後は花嫁修業も兼ねて泉大津の安藤家にお手伝いとして住み込んで働いています。
ドラマと同様に百福が泉大津で塩田の経営に乗り出した際には、冨巨代も従業員の若者を世話するために塩田に行っていました。
当初は彼女は保母になろうと思いましたが、祖母の須磨(今井鈴のモデル)が女性が手に職を付けると縁談が遠のくと反対したために実現しませんでした。
その後に冨巨代は東という男性と結婚していますが、結婚相手の詳細は不明で、どうやら百福の日清食品とも無関係だったようです。
他の記事で神部茂のモデルはいないと申し上げましたが、冨巨代の夫の東の詳細が不明なこともその理由のひとつです(下の名前さえ判明していない)。
このようにドラマの神部とタカの結婚のエピソードに関しては、大部分がドラマオリジナルの流れになるようです。
とは言え2人の結婚により、頭脳明晰で頼りになる神部は萬平や福子にとっても親戚となるので、このあたりには素直に喜びたいところですね♪
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