まんぷく|ダネイホンのモデルは?萬平が作る栄養食品

 

朝ドラ『まんぷく』では、ヒロイン福子の夫の萬平は泉大津でたちばな塩業を経営する傍らで、「ダネイホン」という栄養食品の開発に取り組みます。

 

福子の産後の肥立ちが悪かったことや大阪で見た多くの栄養失調の人たちを助けたいという思いが彼を後押し。

 

そして誰でも簡単に栄養を摂れる食品を作ろうと思い立ち、大阪帝大の近江谷佐吉教授にレクチャーを受けます。

 

そして牛の骨髄から動物性たんぱく質を抽出して栄養食品「ダネイホン」を作ることになります。

 

この萬平がはじめて作る栄養食品「ダネイホン」のモデルについてご紹介します。

 

 

ダネイホンのモデルは?萬平が作る栄養食品

 

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ダネイホンのモデルとなっているのは安藤百福が作った「ビセイクル」という栄養食品です。

 

当時の百福は失業した若者支援のために泉大津で塩田事業をおこなっていましたが、昭和23年(1948年)に塩田の敷地内に「国民栄養科学研究所」を設置します。

 

その背景としては当時はまだまだ深刻な食糧不足で、街には未だ栄養失調で行き倒れになる人々が後を絶たず、また病院の入院患者なども栄養不足で命を落とすことが少なくありませんでした。

 

そのため百福は「日本の復興は食から」と考えて、かねてから興味があった食品開発に着手することになります。

 

とは言え彼にはまったくノウハウがなかったので、大阪市立衛生研究所や大阪大学の栄養学の専門家に協力を仰いで研究を開始します。

 

動物性のたんぱく質を抽出して栄養食品を作ることを思いつきますが、言うまでもなく食糧難の時代ですから豚肉や牛肉などの畜肉は非常に高価で使用することはできません。

 

そのため最初に着目したのが、敷地内の庭の池に住みついていた食用ガエルです。

 

当時は食用ガエルは闇市などでも売られていたポピュラーな食材で、高たんぱくで知られていました。

 

そのため百福は塩田の従業員たちにこれを捕獲させて、その肉から栄養素を抽出しようとしたのです。

 

捕まえたカエルの内臓をとってきれいに洗って圧力釜に入れましたが、2時間ほどで圧力釜が爆発して失敗に終わります。

 

百福は食用ガエルから栄養素を抽出することは諦めますが、捕まえたカエルたちは産後で体力が落ちていた妻の仁子の格好の栄養源になったそうです。

 

次に百福が目を付けたのは牛や豚の骨です。

 

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骨は安価ですし、骨髄には動物性たんぱく質ばかりではなく、ビタミンAやビタミンDといった栄養素も含まれています。

 

特に妊婦にとってはこれらのビタミンは非常に重要で、欠乏すると夜盲症(目が見えづらくなる病気)になってしまいます。

 

まさに一石二鳥といった感じで百福は骨から栄養素を抽出する研究に取り掛かって、これらをたんぱく食品に加工することに成功します。

 

これがドラマのダネイホンのモデルの「ビセイクル」です。

 

「ビセイクル」はペースト状になっており、主にパンに塗って食べる栄養食品でした。

 

またその品質は厚生省に評価されて、一部は病院食として採用されています。

 

しかし当時はまだパン食が普及していない時代で、ビセイクルの味にも難があったようで、さほどの売上にはならなかったようです。

 

しかし後にチキンラーメンやカップヌードルといった稀代のベストセラー食品を世に出すことになる百福にとっては、このビセイクルこそ食品加工の第一歩となったのです。

 

このようなビセイクルがモデルとなっているドラマのダネイホンですが、ドラマではいささか大げさに扱われるようです。

 

萬平はダネイホンの味を改良して製品化にも成功。

 

途中MPに逮捕されたりもしますが、塩田事業を辞めてダネイホンの販売に集中し、社名もたちばな塩業からたちばな栄養食品に変更します。

 

さらにその販売には顔の広い世良勝夫(桐谷健太)も加わって、「萬平印のダネイホン」として大々的に売り出されて、ヒット商品となります。

 

このあたりは史実とはずいぶん異なりますが、ダネイホンに関するエピソードはドラマでも大きな役割を果たすことになりそうですね♪

 

ちなみに「ダネイホン」という名前は、ドイツ語の「栄養」という意味に由来しています。

 

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