まんぷく|加地谷(片岡愛之助)がやはり萬平を裏切る!

 

朝ドラ『まんぷく』では、萬平は加地谷(片岡愛之助)とともに理創工作社を共同経営します。

 

発明は得意でも営業が苦手な萬平にとって、弁の立つ加地谷は渡りに船といった感じで、会社もうまくいくように思えました。

 

ところがふたを開けてみるとどうも加地谷は共同経営者であるのに、どこか上から目線。

 

そんなところに軍需物資横領容疑で萬平が憲兵隊に逮捕されるという災難が降りかかってきます。

 

その原因は加地谷が萬平を裏切っていたからです。

 

 

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加地谷(片岡愛之助)がやはり萬平を裏切る!

 

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理創工作社が製造している根菜切断機は軍に収めているため、その資材は国から優先的に提供されています。

 

そして資材の中のジュラルミンを闇業者に流していた容疑で、萬平は憲兵隊に逮捕されてしまいます。

 

もちろん萬平は闇業者へジュラルミンの横流しなどはおこなっておらず、黒幕は共同経営者の加地谷でした。

 

その尻尾を掴むことになるのは世良勝夫(桐谷健太)です。

 

彼は萬平が逮捕されて清々したといった加地谷の態度に疑問を持ち、さらには萬平の部下である竹ノ原(宮田佳典)の証言からも犯人は萬平ではないと確信。

 

そして加地谷を尾行したところ、憲兵隊の村城という男と彼が通じていることを掴みます。

 

しかも村城はジュラルミンを流した闇業者を、証拠隠滅のために殺していたという極悪人でした。

 

憲兵隊に拘束された萬平は過酷な拷問を受けますが、自白調書などには判を押さずにひたすら耐えます。

 

そんなところに福子から依頼を受けた三田村(橋爪功)が元陸軍大将の神宮幸之助に依頼して、ようやく萬平は解放されます。

 

ひと月にわたる拘束のために彼はやせ細ってしまいましたが、何とか無事で生還。

 

その後は村城は憲兵隊に拘束されましたが、黒幕の1人の加地谷は身をくらませることになります。

 

このように加地谷は逃走してしまったのでこれらの一連の事件の動機などは不明となりますが、萬平は戦後に闇市で彼と再会してその全貌を知ることになります。

 

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その後に明らかになる加地谷が萬平を裏切った理由は、萬平が軍の新型兵器の開発に協力しなかったからです。

 

加地谷は戦争で大儲けするために兵器の開発を萬平に指示しますが、彼は首を縦に振らなかったことから憎みはじめます。

 

また日ごろから萬平の才能に嫉妬していたことも後押しとなって、理創工作社の経営が傾いたのを契機に萬平に罪を着せて、ジュラルミンの横流しで一儲け企んだのです。

 

他の記事でもご紹介しましたが、萬平のモデルの安藤百福も軍用機の部品の製造会社を営んでいた際に、共同経営者のMという男にはめられて軍需物資横領の濡れ衣を着せられています。

 

またMと憲兵隊のK伍長は親戚という間柄で、自身の軍需物資横領の隠滅のために百福を犯人に仕立てようとしたのです。

 

しかし最終的に百福と古くからの知人であった井上安正元陸軍中将が介入して彼を救出。

 

とは言え黒幕の共同経営者のMK伍長のその後は不明です。

 

加地谷が萬平を裏切る一連の事件は、これらの史実に基づいたエピソードです。

 

戦後に萬平が加地谷と再会するところなどはフィクションですが、その際に萬平は加地谷を許しています。

 

また加地谷もその後に萬平がMPに拘束された際には、証人として彼の誠実さを訴えるなど、重要な役割を果たすようです。

 

このように加地谷は根っからの悪人ではなく、後に改心して萬平を助力しますので、このあたりには注目です!

 

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